「カラヴァッジョ展」 ー ドラマティックな迫真の写実性 ー
暗闇の中にスポットが当てられ、目の前に広がるのは、斬首され鮮血が滴り落ちる巨人ゴリアテの頭部を持つ聖人ダヴィデ。
こんなにも残虐な場面を描いてもよいものでしょうか?
この画家にはモラルというものがないのでしょうか?
見る人誰もが衝撃を受けるこの作品を描いた画家の名は、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(Michelangelo Merisi da Caravaggio(1571- 1610)))。
カラヴァッジョ(Caravaggio)という通称で、知られるイタリア人画家で、 鋭い写実性と光と影の手法で一躍、脚光を浴びました。
神話や宗教画を題材にしたドラマティックな情景は、セ...