新鮮な驚きと感動を与える透明な美の世界!
「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」
京都国立近代美術館にて開催!
倉俣史朗(くらまた しろう)(1934–1991)は、1960年代以降の日本を代表するインテリアデザイナーで、従来用いられなかったアクリル、ガラス、建材用のアルミなどの工業素材を用い、独自の美の世界を創造しました。
当時まだインテリアデザイナーという職種が認識されていなかった頃、透明なアクリルを使用して、まるで商品が浮いているようにみえる棚、光そのものに形を与えたかのようなショーケースなど、倉俣の創造する新しい世界は、注目を集め、イタリアのデザイン運動「メンフィス」に参加すると、一躍、国際的な評価を高めました。 デザイナーとして独立の後、遊び心を感じさせる変型の引出し、板硝子を貼り合わせ...