「京都の巨匠・木島櫻谷 画三昧の生涯」福田美術館、嵯峨嵐山文華館にて共催!
精緻で優美、櫻谷が描く詩情あふれる日本画の世界
日本の四季折々の美しい風景を叙情的に繊細に映し出し、鹿や鶴などを独自の優しい目線で優美に描いた近代京都画壇の巨匠・木島櫻谷(このしまおうこく・1877−1938)。
櫻谷は、精緻な花鳥画で京都画壇において人気を博していた今尾景年に師事し、日本画の伝統を受け継ぎながら、徹底した写生を基礎に更なる独自の画境を切り開きました。
日本風情漂う京の美の殿堂、福田美術館、嵯峨嵐山文華館では、2館共催の回顧展「京都の巨匠・木島櫻谷画三昧の生涯」が2025年7月6日まで開催されています。
2021年の「木島櫻谷展」から約3年半の時を経て開催される本展では、《細雨・落葉》、《寒月》をはじめ、櫻谷の代表作が...