福田コレクションより選りすぐりの動物画78点が集結!
円山応挙、伊藤若冲、⼤橋翠⽯、木島櫻谷、速水御舟など錚々たる日本画家たちが描いた動物たちの共演!
「福田どうぶつえん」京都嵐山・福田美術館にて好評開催中!
四季折々の景観が美しい京都・嵐山の福田美術館では、この夏、福田コレクションの中でも選りすぐりの動物画 78 点が集結する展覧会「福田どうぶつえん」が開催中です。
「動物園」という言葉は、江戸時代末期の1866年に福沢諭吉(1835-1901)が発表した 『西洋事情・初編』 の「博物館」の項目で初めて使用されたと言われています。
近世以前、動物は特別な力をそなえた崇拝の対象であったり、長寿や子孫繁栄などのおめでたいものの象徴であったりして、時に意味を持つ存在として好んで描かれていました。
江戸時代以降、円山応挙や伊藤若冲など、動物をつぶさに観察して精緻に写生し、よりリアルな表現で描く画家が...