特別展 ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡
「生活の中に美を」19世紀英国美術革命を受け継ぎ花開いたモダン・デザインの世界
このたび、奈良県立美術館にて6月26 日より、「特別展 ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」が開催されます。
ウィリアム・モリス(William Morris 1834 - 1896)は、詩人、デザイナー、思想家、社会運動家としてそれぞれの分野で豊かな才能を発揮し、19世紀イギリスを代表する偉人として知られています。
「モダン・デザインの父」とも呼ばれ、優雅に広がる自然の草花をモチーフにしたモリス独特のデザインは、「生活のなかに美を」という自身の考え方を体現し、今も人々の居住空間を心地よく彩っています。
19世紀の英国では、ジョン・ラスキンとロセッティやミレイなどの若き芸術...