シネフィル映画短評 第75回「チャップリンからの贈りもの」
映画『チャップリンからの贈りもの(原題: La rancon de la gloire)』
1978年にスイスで実際に起きた喜劇王チャップリンの遺体が盗まれた驚愕の事件を題材にドジでマヌケな2人組が巻き起こす大騒動を描いたヒューマンコメディ。
『神々と男たち』でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞したグザヴィエ・ボーヴォワ監督がチャップリンの遺族の全面協力を得て完成させた。
主演は『ココ・アヴァン・シャネル』のブノワ・ポールヴールドと『この愛のために撃て』のロシュディ・ゼム。
チャップリンが晩年を過ごした邸宅や実際の墓地で撮影を行ない、チャップリンの息子や孫娘も特別出演している。『...