受け継がれる茶の美とこころ
細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―
わび茶の大成者として知られる千利休(1522~1591)は多くの武将と交流し、細川家とも関わりが深く、茶の湯の伝統が受け継がれました。
細川家では茶の湯が嗜まれ、永青文庫には大名家伝来の様々な茶道具が所蔵されています。
このたび、永青文庫において「細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―」が7月17日まで開催されています。
本展では、千利休が所持していた「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」や「瓢花入 銘 顔回」をはじめ、利休と細川三斎ゆかりの名品を中心に、細川家に伝わる茶道具の数々を展覧しています。また、近現代の細川家四代(16代護立、17代護貞、当代護熙、護光)が手掛けた茶碗なども紹介されていま...