小野耕世のPLAY TIME 「スパイダーマンの青春」
小野耕世のPLAY TIME
スパイダーマンの青春
1. 高校生のスーパーヒーロー
今年の夏、映画「スパイダーマン ホームカミング」が公開された。
このアメリカ映画の監督は、その前に「コップ・カー」という低予算映画を監督して注目されたジョン・ワッツである。
林のなかに放置されたパトカーを見つけたふたりの十代の男の子が、車の運転もろくに知らないのに、その車に乗って走り出したことから、事件が起きていく。そして、まったく映画初出演の男の子ふたりの演技がごく自然で、映画を最後までひっぱっていく魅力があった。
しろうとの少年ふたりに巧みな演技をさせた腕を買われて、彼は大予算の映画「スパイダーマン ...