いのりの四季-仏教美術の精華
京都・相国寺承天閣美術館にて開催中!
日本には、四季折々の自然が織りなす美しい風景があります。
今回はそんな日本情緒あふれる京都・相国寺の承天閣美術館に収蔵されている仏教美術を紹介致します。
相国寺では、季節の移ろいを感じさせる様々な仏教の年中行事が執り行われ、その祈りの場では、寺院に伝来する様々な宝物(ほうもつ)が用いられています。
それらの宝物は鑑賞するためではなく、祈りのためのものとして使われていたのです。
本展は、相国寺に古(いにしえ)より続く宗教行事に焦点を当て、美術館に収蔵されている宝物がどのように各儀礼を荘厳してきたのかを紹介致します。
中国・元時代に描かれた「十六羅漢図」(重要文化財)の全十六幅が一挙公開され...