大正ロマンを代表する画家、竹久夢二(1884~1934)。
誰もが一度は目にしたであろう、長身で儚げな印象を持つ「夢二式美人」は、日本情緒に溢れ、一世を風靡しました。そして今なお、わたしたちを魅了し続けています。

このたび、京都・嵐山の福田美術館では、2024年に生誕140年、没後90年を迎える画家、竹久夢二の回顧展が開催されています。
竹久夢二は、美人画をはじめ、小説の挿絵、楽譜の表紙デザイン、本の装丁や俳句・作詞に至るまで様々な分野で多彩な才能を発揮しました。

本展では、福田美術館が所有する貴重な夢二コレクション約200点が一挙公開されています。夢二の人生を語る上で鍵となる《青春譜》や《旅》、連作《長崎十二景》や《女十題》などの名作から、中山晋平楽譜やセノオ楽譜の表紙原画、夢二の文才が発揮された小説や俳句に至るまで、夢二のロマンあふれる世界をご堪能いただけます。
関西では、約30年ぶりとなる夢二の回顧展を是非、この機会にご覧ください。
それではシネフィルでも展覧会構成に従っていくつかの作品を観ていきましょう。

<第1章> 夢二式美人の魅力

だらりの帯に大人びた表情を浮かべる舞妓、物憂げな芸妓に野良着の少女…夢二が描くさまざまな年齢や職業の女性は、共通してどこか奥ゆかしく儚げな印象が魅力的です。

画像: 《木によれる女》1915年頃

《木によれる女》1915年頃

画像: 《爪切り》1919年頃

《爪切り》1919年頃

画像1: 展覧会風景 Photo by ©cinefil

展覧会風景 Photo by ©cinefil

<第2章> 憧れと現実 ~絵で辿る夢二の人生

岡山県に生まれた夢二は、東京を拠点に多彩な才能を開花させました。美術研究所の設立を夢見ながらも、志半ばで結核を患い49歳の若さで逝去します。数々の恋愛もありましたが、儚く、ドラマティックな人生でした。第2章は恋人に宛てた手紙や夢二の憧れの地・長崎ゆかりの代表作《長崎十二景》などと共に、彼の生涯を追います。

画像: 《長崎十二景 化粧台》1920年頃

《長崎十二景 化粧台》1920年頃

画像2: 展覧会風景 Photo by ©cinefil

展覧会風景 Photo by ©cinefil

画像: 《旅》1931年

《旅》1931年

画像3: 展覧会風景 Photo by ©cinefil

展覧会風景 Photo by ©cinefil

<第3章> 小説も書ける挿絵画家

文才に恵まれていた夢二は、詩や俳句に加え、小説も手掛けていました。雑誌の短編小説や、新聞の連載小説を執筆し、多くの挿絵を残しています。

画像: 《姉妹》1926年頃

《姉妹》1926年頃

画像: 《おびえる》制作年不詳

《おびえる》制作年不詳

<第4章> 夢二と音楽

夢二は音楽への造詣が深く、楽譜の表紙を数多くデザインしました。ここでは「中山晋平作曲全集」と「セノオ楽譜」が、貴重な表紙原画とともに展示されています。

画像: 《中山晋平曲「童謡小曲」第十五集 原画》 1930年

《中山晋平曲「童謡小曲」第十五集 原画》 1930年

画像: 《セノオ楽譜表紙原画(No.333、460)》 1924年頃

《セノオ楽譜表紙原画(No.333、460)》 1924年頃

画像4: 展覧会風景 Photo by ©cinefil

展覧会風景 Photo by ©cinefil

<第5章> デザイナー夢二 ~「カワイイ」の元祖

大正3年(1914)、夢二は自らデザインした日用雑貨を販売する「港屋絵草紙店」を立ち上げます。本章では少女雑誌の表紙原画、千代紙、封筒や便箋、装幀本など現代の私たちも心ときめく夢二の「カワイイ」デザインが展示されています。

画像: 《初春》1926年

《初春》1926年

<第6章> 夢二のまなざし

独学で絵の道に進んだ夢二にとって、作画の基本となったスケッチ。風景や人物のありのままの姿が、確かな目と技術で写し取られています。夢二の豊かな創作意欲の源泉となったスケッチの数々をご覧ください。

画像: 《娘の顔》制作年不詳

《娘の顔》制作年不詳

画像5: 展覧会風景 Photo by ©cinefil

展覧会風景 Photo by ©cinefil

展覧会概要

タイトル 生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー
会期 2023年7月14日(金)~ 10月9日(月・祝)
前期:7月14日(金)~8月28日(月)
後期:8月30日(水)~10月9日(月・祝)
開館時間 10:00〜17:00(最終入館 16:30)
休館日 8月29日(火)展示替え
会場 福田美術館 (京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16)
入館料 一般・大学生:1,500(1,400)円 高校生:900(800)円 
小中学生:500(400)円 障がい者と介添人1名まで:900(800)円
※( )内は20名以上の団体 料金
※幼児無料

嵯峨嵐山文華館両館共通券 一般・大学生:2,300円 高校生:1,300円
小中学生: 750円 障がい者と介添人1名まで:1,300円
※福田美術館のオンラインチケットをご利用の方は、嵯峨嵐山文華館を団体割引料金で利用可能。従って、共通券と同じ金額で両館を利用することができます。

シネフィルチケットプレゼント

下記の必要事項、をご記入の上、「生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー」@京都 シネフィルチケットプレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上5組10名様に、招待券をお送り致します。この招待券は、非売品です。
転売業者などに転売されませんようによろしくお願い致します。
☆応募先メールアドレス miramiru.next@gmail.com
★応募締め切りは2023年8月14日 月曜日 24:00
記載内容
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