昨年に続き、日本の様々なカルチャーを紹介する海外のwebサイト"Psycho-cinematography"を運営するPieter-Jan Van Haeckeさんの選んだ2018年の日本映画ベスト10を紹介します。
2位『万引き家族』、3位『カメラを止めるな!』は当然ランキングに入ってくるであろう作品ですが、ここで今回第一位に選ばれたのは、松居大悟監督 『アイスと雨音』でした。
予定していた演劇が中止になるという松居監督自身の経験をもとに、“現実と虚構”” “映画と演劇”の狭間でもがく若者たちの1ヶ月を、74分ワンカットで描いた青春群像劇です。
そのほかにも、塚本晋也監督『斬、』や三浦大輔監督『娼年』、白石和彌 監督『孤狼の血』など、2018年話題になった作品が並ぶ中で、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018で優秀作品賞と観客賞を受賞した片山慎三監督『岬の兄妹(Siblings of the Cave)』や、井樫彩監督『真っ赤な星』戸田彬弘監督『名前』などもランキング入り!
アニメ作品からは、岡田麿里監督の『さよならの朝に約束の花をかざろう』が唯一選ばれています。
2019年はどのような作品と出会えるのか--
1、松居大悟監督 『アイスと雨音』
『アイスと雨音』予告
2、『万引き家族』是枝裕和監督
3、『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督
4、『娼年』三浦大輔監督
5、『斬、』塚本晋也監督
6、『さよならの朝に約束の花をかざろう』岡田麿里監督
7、『孤狼の血』白石和彌 監督
8、『岬の兄妹(Siblings of the Cave)』片山慎三監督
9、『真っ赤な星』井樫彩監督
10、『名前』戸田彬弘監督
そして、この10本の作品以外に大阪アジアン映画祭や熱海国際映画祭などでも評判となったアンシュル・チョウハン監督の『Bad Poetry Tokyo - 東京不穏詩 』と是枝裕和監督が総合監修を務めた
『十年 Ten Years Japan』と行定勲 監督『リバーズ・エッジ』などの作品の名前もあげています。
詳しい批評は下記より(英語です。)