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映画監督･旦 雄二の☆それはEIGAな！ Cool! It's a movie! by DAN Yuji ♯33(通算 第52回) イベント『映画監督と時代』第２回のご案内

『映画監督と時代』第２回のお知らせ わたしも参加しております『自由と生命をまもる映画監督の会』(日本映画監督協会有志の会）は、来る22日、好評の催し『映画監督と時代』の第２回目を開催いたします。ふるってご参加ください。 日時 : ５月22日(日) 13:00〜17:30 場所 : 早稲田大学大隈小講堂 料金 : 無料（事前予約ご不要） 映画監督は時代とどのように向きあい、自作の映画にどのように反映させてきたのか？ そして現在、時代とどのように関わり映画をつくるべきなのか？ 映画監督たちと「映画と時代」について話しあってみませんか？ 13:10 映画 日本国憲法』上映 （監督 : ジャン・...
旦 雄二 DAN Yuji @ cinefil編集部
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映画監督･旦 雄二の☆それはEIGAな！ Cool! It's a movie! by DAN Yuji ♯32(通算 第51回) 映画『がむしゃら』を鑑賞して

『がむしゃら』。試写にも封切にもついに行けなかったこの映画を、東京ではとりあえず最終上映という今日さきほど、滑り込みでようやく鑑賞した。 なんという熱さか。なんという強さか。なんという気高さか。高原秀和監督の奥底にあるピュアな部分が、対象の安川惡斗レスラーの中の同じようにピュアなそれと共振し、マックスまで増幅した結果だろう。 「俺は対象をなんとかしてやろうとは思わない、話を聴いてあげたいだけだ」(上映後のトークで) 監督のその姿勢が、安川をしてここまで語らせる。ここまで自分をさらけ出させる。 やはり観てよかった。業界仲間の、あきらかにリピーターの監督を複数お見かけしたが、それもうなずける...
旦 雄二 DAN Yuji @ cinefil編集部
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映画監督･旦 雄二の☆それはEIGAな！ Cool! It's a movie! by DAN Yuji ♯31(通算 第50回) わが職業病（あるいは 執着がもたらす 予期せぬ習性）１

わが職業病（あるいは 執着がもたらす予期せぬ習性）１ ──────────────────── 散髪で、最初のハサミが入る瞬間、“ あ、つながり 大丈夫だっけ?! ” と思ってしまう。 ──────────────────── 【つながり】 劇映画やテレビドラマで、役者の所作や体勢、人物配置、髪型や衣裳、小道具の位置関係など、画面に入るすべての事柄が、のちに編集して一本の作品にまとめる際に、その流れにおいて前後の矛盾が生じぬよう、撮影の時点で、ショット(カット)同士の互いの一致に配慮しておくこと。また、それら対象のこと。 監督や助監督の中には、その関わっている作品にチラリと出演することが...
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映画監督･旦 雄二の☆それはEIGAな！ Cool! It's a movie! by DAN Yuji ♯30(通算 第49回) 日本映画監督協会新人賞は松永大司監督に！

きょうは、わが日本映画監督協会恒例の新人賞贈呈式がありました（東京五反田イマジカ現像所試写室にて）。 半世紀を越す伝統と重みを誇る、栄光ある同賞の今年の受賞者は、映画『トイレのピエタ』を監督された松永大司さんです。 はじめに、選考審査対象作品となったその『トイレのピエタ』をスクリーン上映。参集した協会員一同で鑑賞しました。そして贈呈式へ。 わたしは封切で拝見して以来、二度目になりますが、あらためての発見や感動ポイントが多々あり、この傑作と監督に惚れなおした次第です。 そのあと、これもまた恒例の記念パーティーへ。松永監督を囲んで大いに盛り上がった一夜となりました。 松永大司監督、おめでとう...
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映画監督 旦 雄二の☆それはEIGAな！ Cool! It's a movie! by DAN Yuji ♯28(通算 第47回) 大沢悠里アナとのＣＭの思い出

きょうは家で書きものをしていましたので、ちょうど きょうでお別れの『大沢悠里のゆうゆうワイド』最終回を聴くことができました。 30年。とうとう終わってしまいましたね。大沢さん、長いあいだ、ありがとうございました。ほんとうにお疲れさまでした。 大沢さんのあの独特のお声と語り口は、わたしもまた大好きで、自分が演出したテレビＣＭのナレーションにお迎えしたことが、二度あります。 ひとつは、吉田日出子さんにご出演いただいた『トクホン』のＣＭ。もうひとつは、「あの人は いま」の もじりで ウルトラ怪獣のその後を描いた『バンダイ あの怪獣は いま』というＣＭ。大沢さんは、いずれも、こちらの期待どおりの...
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映画監督 旦 雄二の☆それはEIGAな！ Cool! It's a movie! by DAN Yuji ♯27(通算 第46回) 映画『SHERLOCK／シャーロック 忌まわしき花嫁』を観賞して

映画『SHERLOCK／シャーロック 忌まわしき花嫁』を観た。花嫁ドレスに身を包み銃を乱射したあげく自決した女の亡霊が、後日、その夫の前に姿を現し、これを射殺する。その事件の謎をめぐって展開する物語。 ああ、ひさしぶりに、オーソドックスな正統派ホームズ劇が堪能できる。よし、あの とんでもガイ・リッチー版の口直しをさせてもらえる。そのように嬉々として観つづけるうちに、どうにも雲行きが怪しくなってしまったのだった。 （以下、若干ネタバレあり）ヴィクトリア朝の時代劇描写にいきなりマトリックス・ショットが登場するわ、路上に唐突に擬似セットは置かれるわ、乱調してオカルト風やホラー調に脱線していくわ...
旦 雄二 DAN Yuji @ cinefil編集部
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