黒澤明

黒澤明の最後の脚本『黒き死の仮面』の製作ノートに書かれたテーマは”人間の愚劣と醜悪”を描く恐ろしい終末観だったー2020年公開は--?

黒澤明が残した脚本を中国の映画会社が2020年に公開予定として発表され、世界のメディアでこの映画へますます注目が集まっている。エドガー・アラン・ポーの短編『赤死病の仮面』を黒澤が独自に書き換えて、ロシアを舞台に映画化を目論んでいたこの作品。原作エドガー・アラン・ポーの短編のあらすじは-- ある国で「赤死病」という疫病が広まり、長い間人々を苦しめていた。ひとたびその病にかかると、眩暈が起こり、体中が痛み始め、発症から三十分も経たないうちに体中から血が溢れ出して死に至る。しかし国王プロスペローは、臣下の大半がこの病にかかって死ぬと、残った臣下や友人を引き連れて城砦の奥に立てこもり、疫病が...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

黒澤明黒き死の仮面乱4K 乱

蘇る映像美と大迫力ー黒澤明の『乱4K』再上映！当時の”黒澤秘話”を実際現場に関わった野上照代さんと井関惺さんに聞くー『乱』の私蔵台本も公開！

黒澤明監督の『乱 4K』が4月1日からYEBISU GARDEN CINEMA ほかにて、劇場公開されます。公開に先立ち、『乱』でプロダクションマネージャーを担当した野上照代さんと井関惺さんにお話を伺いました。 ――本日(※取材日の3月23日)は黒澤明監督の誕生日ですね。記念すべき日にお時間をいただき光栄です。 ▽野上さん黒澤さんはとにかく誕生日を祝うのが好きな人でした。だいたい東京にいるときはでスタッフでよく焼肉をご馳走になりましたよ。乾杯するときは必ず『100まで生きよう！』って仰ってね。黒澤監督は88歳で亡くなったから12年も早かったんです。 ――そのお話だけで仲間思いの黒澤さ...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

黒澤明 akirakurosawa 乱4K RAN 野上照代井関惺

日本を舞台にしたウェス・アンダーソン監督最新作『Isle of Dogs』ー黒澤明と伝説のストップモーション・アニメーションからの影響が大きいことを語った！

全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』（14）の製作陣が再結集する、20世紀フォックス映画配給にて、2018年の全世界公開予定の映画『Isle of Dogs』（原題）。本作は、全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描きます。声優陣として、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、野村訓市といった、アンダーソン監督作品常連の豪華俳優陣に加え、新...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

ウェス・アンダーソン黒澤明

3月23日は、世界の映画人に今もなお尊敬され続けている黒澤明監督の誕生日-『羅生門』『七人の侍』〜『影武者』『夢』まもなく公開の『乱 4K』

黒澤明（くろさわあきら、1910年（明治43年）3月23日 - 1998年（平成10年）9月6日）日本の映画監督、脚本家にして、世界で最も尊敬されている映画監督。小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男らと共に世界的にその名が知られており、作品もアカデミー賞と世界三大映画祭（ヴェネツィア、カンヌ、ベルリン）で受賞している。また、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスをはじめとして、ジョン・ミリアス、ジョージ・ミラー、ロン・ハワード、クリント・イーストウッドに至るまで黒澤への尊敬と賛辞を述べており、彼の映画界へ与えた功績も計り知れないものがある。つい最近でも3月『グランド・ブタ...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

黒澤明アカデミー賞誕生日

黒澤明監督の”幻”の脚本作品『黒き死の仮面』が中国で映画化決定ー2020年公開と中国大手映画会社が発表！

故黒澤明監督が残した未映像化の脚本が中国で映画化されることが２日までに明らかになった。北京で開かれた記者会見で、華誼兄弟（フアイ・ブラザーズ・メディア)と映画会社・北京聯合工夫影業の両社により製作され、2020年に公開することがプロデューサーのWang Zhonglei氏とChen Kuo-Fu氏から発表された。残された脚本とは「黒き死の仮面」。今作は『デルス・ウザーラ』の公開後、製作元のモス・フィルムから脚本をもう一本書いてほしいと依頼を受けた黒澤が、『赤ひげ』『影武者』『乱』でも組んだ井手雅人と共に執筆し完成させたもの。黒澤監督が19世紀の『モルグ街の殺人』『アッシャー家の崩壊...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

黒澤明中国ニュースクリップ

黒澤明の晩年の最高傑作『乱』を最先端技術で4Kデジタル修復ー『乱 4K』として上映が決定！新たな初出しビジュアル&予告編

黒澤明監督の晩年の最高傑作ー自らライフワークと語った『乱 4K』の上映発表！世界のクロサワが構想 10年・製作費 26億円をかけて挑んだ『乱』は、1985年に公開され大ヒットを記録、アカデミー賞ほか国内外の映画賞を多数受賞した名作中の名作。 2015年に最先端技術でデジタル修復を行い、本作の圧倒的なスペクタクルと映像美を、4Kクオリティの素晴らしい画と音で楽しむことができるようになりました。今回の上映は日本映画史上最大スケールの迫力を、最高の状態でスクリーンにて堪能できる絶好の機会となります。この度公開されたビジュアルと予告編は、今回の上映のために新たにデザイン・編集した初出しの完...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

黒澤明乱乱4K 仲代達矢アカデミー賞寺尾聰根津甚八原田美枝子

1月5日は、日本の宝、いや世界の宝ー宮崎駿監督の誕生日です。web retrospective11

宮﨑駿（みやざきはやお、1941年1月5日 - ）日本を代表する映画監督、アニメーター、漫画家。みなさんよくご存知の宮崎駿監督。実は、1月5日生まれです。『風立ちぬ』で引退宣言をしていますが、先日のNHKでのドキュメンタリーでは、長編の企画を鈴木プロデューサーにすでに上げているとか---海外でもこの件はすでに多くのメディアが取り上げております。さて、どうなるのか。細かく詳細な人物像は下記より世界に誇れるアニメーションの巨匠。ここでは、宮崎駿監督の代表作を年代順に予告で紹介いたします。『わんわん忠臣蔵』1963年動画『太陽の王子ホルスの大冒険』1968年場面...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

アカデミー賞宮崎駿黒澤明庵野秀明

すごい！アメリカのシネフィルの愛するベスト10作品。キューブリック、ベルイマン、黒澤明と並んで紹介された日本人作品は？

アメリカのIndieWireの読者と言えば、どちらかといえばマニアックでインディペンデント映画を含むアメリカのシネフィルが読む媒体です。そこの読者に、これまた世界の名作映画だけを選んでDVDなどパッケージしていることで有名なクライテリオン作品の中から好きな作品を選んでもらった10本の映画です。（クライテリオンが発売している作品のみなのですが、ここのリストは世界の名作1000本以上がラインアップされています） The Criterion Collection Since 1984, we’ve dedicated ourselves to gathering the greatest ...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

黒澤明スタンリー・キューブリックウォン・カーウァイギレルモ・デル・トロ

黒澤明が語った若い映画監督たちへ伝えたい”一番大切なこと”とは--そして今、再び1990年のアカデミー賞特別賞のクロサワの存在

黒澤明の動画はYOUTUBEなどに多く上がっている。その中でも特に有名な一つに、聞き手が大島渚監督の動画だ。幾つかに、分かれて投稿されている中で、この動画では、聞き手である大島渚監督が若い監督や監督志望の若者達へおくるメッセージを何かお話しくださいとの問いに答えたもの--- 今一度、耳を傾けたい--- その他の、自作についてなどを語るバージョンそして、1990年のアカデミー賞特別名誉賞授与の模様ジョージ・ルーカスとスティーヴン・スピルバーグによって紹介される黒澤明。上が日本語版。下はオスカー公認チャンネルより //www.youtube.com/embed/jJHWKUe...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

黒澤明アカデミー賞ジョージ・ルーカススティーヴン・スピルバーグ

世界の巨匠黒澤明監督作『羅生門』がリメークへ！カンヌで台湾の女性監督が明かす！

5月14日、第69回カンヌ国際映画祭の現地ホテルで「台湾ナイト」が行われ、出席者の台湾の女性監督アリス・ワン（王毓雅）が黒澤明監督『羅生門』のリメーク映画を制作することを報道陣に伝えた。『羅生門』は日本映画として初めてベネチア国際映画祭金獅子賞に加え、アカデミー賞名誉賞を受賞した黒澤明監督の代表作の一つで、世界でも存在感を放ち続けて来た作品として広く知られている。同作のリメークを手掛けると発表したアリス・ワン監督は、映画『飛躍、海へ』によって第18回福岡アジア映画祭でグランプリを受賞した監督として日本にもゆかりの深い映画監督だ。『羅生門』のリメーク映画でワン監督が担当するのはプロデ...

xiaosong @ cinefil編集部

黒澤明羅生門アリス・ワン

黒澤『生きる』が生き返り！！！修復で音声まで---” 新・午前十時の映画祭7” ラインナップ決定！『モンパルナスの灯』から、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで---。

好評を重ねる” 新・午前十時の映画祭” のラインナップが決定した！全29作品は以下の通り。あれもまた見てみたい、TVでしか見たことない。など、思う作品がいっぱいです。どの作品も、クリエイターや映画関係者なら見ておかなきゃならない作品ですね。新・午前十時の映画祭” ラインナップ新規セレクト外国映画「めまい」（1958）4K 「モンパルナスの灯」（1958) 「ティファニーで朝食を」（1961）4K 「アラバマ物語」（1962）「奇跡の人」（1962）「マイ・フェア・レディ」（1964）4K 「続・夕陽のガンマン地獄の決斗」（1966) 「ロシュフォールの恋人たち」（19...

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

黒澤明ニュースクリップ午前十時の映画祭

海外動画が解いた黒澤とスターウォーズのいい関係！なるほど、こういうシーンはここから採ったのかと納得です！

今、世界中でスターウォーズ旋風が吹き荒れていますが、ここに最初のスターウォーズが、いかに黒澤映画から影響を受けていたかを解説する映像があります。日本映画からの影響を受けた、多くの海外の監督達ですが、特に黒澤からの影響を事細かに、解説しているこの映像ご覧下さい。まずは、この３人がやはり登場します。そして、黒澤をフォーカスすると、現代劇と時代劇という表現--- 上記の3人からは、やはり代表する３作品そして、どのように影響を受けているかは、この映像をご覧下さい。

シネフィル編集部 @ cinefil編集部

ニュースクリップスターウォーズ黒澤明

黒澤明

黒澤明の最後の脚本『黒き死の仮面』の製作ノートに書かれたテーマは”人間の愚劣と醜悪”を描く恐ろしい終末観だったー2020年公開は--?

蘇る映像美と大迫力ー黒澤明の『乱4K』再上映！当時の”黒澤秘話”を実際現場に関わった野上照代さんと井関惺さんに聞くー『乱』の私蔵台本も公開！

日本を舞台にしたウェス・アンダーソン監督最新作『Isle of Dogs』ー黒澤明と伝説のストップモーション・アニメーションからの影響が大きいことを語った！

3月23日は、世界の映画人に今もなお尊敬され続けている黒澤明監督の誕生日-『羅生門』『七人の侍』〜『影武者』『夢』まもなく公開の『乱 4K』

黒澤明監督の”幻”の脚本作品『黒き死の仮面』が中国で映画化決定ー2020年公開と中国大手映画会社が発表！

黒澤明の晩年の最高傑作『乱』を最先端技術で4Kデジタル修復ー『乱 4K』として上映が決定！新たな初出しビジュアル&予告編

1月5日は、日本の宝、いや世界の宝ー宮崎駿監督の誕生日です。web retrospective11

すごい！アメリカのシネフィルの愛するベスト10作品。キューブリック、ベルイマン、黒澤明と並んで紹介された日本人作品は？

黒澤明が語った若い映画監督たちへ伝えたい”一番大切なこと”とは--そして今、再び1990年のアカデミー賞特別賞のクロサワの存在

世界の巨匠黒澤明監督作『羅生門』がリメークへ！カンヌで台湾の女性監督が明かす！

黒澤『生きる』が生き返り！！！修復で音声まで---” 新・午前十時の映画祭7” ラインナップ決定！『モンパルナスの灯』から、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで---。

海外動画が解いた黒澤とスターウォーズのいい関係！なるほど、こういうシーンはここから採ったのかと納得です！

注目キーワード

人気記事