Statements from Galleries
Focusing on a new generation in Tokyo 2018
―画廊からの発言― 新世代への視点2018
<画廊とギャラリーの違いはどこにあるのだろうか?>上田雄三
画廊という展示形式の場所は明治、大正以降、銀座から築地にかけて新聞社や出版社が多く存在し、文筆家や小説の文豪や画家たちが多く集まる銀座界隈に画廊が多く集まっていたことに起因する。
新橋から銀座七丁目にかけて、飲屋街や芸妓の街であったことで、高級クラブも多く集まり、その店に小説家や文豪や画家も多く集まっていた。資生堂ギャラリーは1919年に福原信三(創業者・福原有信の三男)が当時一流の画家たちから日本画、水彩画、写真の指導を受けていたことからも、資生堂の化粧品部2階に(陳列場として)ギャラリーを開設したことから、日本の最古の画廊と...