なんという大迫力!わだばゴッホになる世界の棟方志功展、あべのハルカス美術館で開催!
なんという大迫力、世界のムナカタの芸術が満喫できます。
棟方志功という版画家は何となく知っていたものの、私は今回の展覧会で新たに感動させられました。
棟方志功の芸術には「祈り」があります。
近代の作家には自己表現のみの個人主義の作品が多いと感じられますが、棟方志功の作品には、ある種、宗教画のような「心」が感じられます。
そして、今回のあべのハルカス美術館での展覧会のスケールは、圧巻です。
是非この機会にご堪能ください。
1版画家への道のり
明治36(1903)年棟方志功は、青森市の鍛冶職人の家に生まれました。
17歳からは、裁判所の給仕をしながら、油絵を独学し、よく写生をしていましたが、...