コロナとオリンピックで揺れる日本で何を映画で表現したのか？ フォトブック『７・２４ 映画戦争2019-2021』 豊田利晃×名越啓介が発売決定！
2019年『狼煙が呼ぶ』、2020年『破壊の日』、そして2021年、豊田利晃監督最新作『全員切腹』が公開さる。三年に渡る戦いを記録した名越啓介の写真と、豊田監督の文章でコロナとオリンピックで揺れる日本で何を映画で表現したのか？ その真相に迫る本になっている。映画本の範疇を超えた、この時代を記録したドキュメンタリーとも言えるだろう。
本のクライマックスは2020年7月23日に行われた、渋谷での「練り歩き」。スクランブル交差点から宮下パークを抜けて公園通りまで切腹ピストルズが祭りを奏でて歩く。その先にあるライブハウスでGEZANが待ち構え、GEZANと切腹ピストルズが同じステージに立つ。それ...
