つげ忠男の世界観を瀬々敬久監督が映画化『なりゆきな魂、』2017年陽春公開が決定!「人が生きていく」という意味を問いかける--
映画『ヘヴンズ ストーリー』『64 ロクヨン』の瀬々敬久監督が、漫画家・つげ忠男の作品を映画化した「なりゆきな魂、」の公開初日が2017年1月28日に決定した。
原作者つげ忠男は、兄・つげ義春の影響で漫画を書き始め、沈黙の時代をはさみながら断続的に作品を発表している孤高の漫画家。
本作は『成り行き』(ワイズ出版刊)から、釣りに出かけ、偶然男女の争いに巻き込まれ、衝動的に殺人を犯しまう老人たちを描いた「成り行き」、花見で偶然の出会いから殺し合いにまで発展してしまう男女の惨劇を凝視する初老の男「夜桜修羅」、戦後間もない頃のバラックで暴れる無頼漢サブの愛と別れ「懐かしのメロディ」、『つげ忠男の...