信じる人をみる”宗教映画祭”開催!ベルイマン、タルコフスキー、トリアーから大島渚、塩田明彦、山本政志までの監督作品一堂に---
今年で6回目となる日藝生企画・運営の映画祭。
テーマは“宗教を考える”。
映画が生まれた19世紀末には産業革命による合理化が広がり、宗教が次第に力を失ってゆく。
それにも関わらず、宗教は現代まで残り続けてきた。
それだけ、宗教とは人間の生活に根付いたものであった。
しかし、1995年のオウム真理教の事件を機に、日本人の宗教に対する見方が大きく変わった。
この映画祭を企画するメンバーの多くが95年という年に生まれ、その後、2001年にアメリカ同時多発テロ「9・11」が起こり、宗教に対する不信感は増す一方であった。
しかし、これまで長い間、宗教は人々の支えになっていたはずだ。
それにも関わら...