浪速で花開いた華やかで個性豊かな日本画の名品が一堂に!
「大阪の日本画」 東京ステーションギャラリーにて開催中!
東京ステーションギャラリーにおいて、大阪の風を感じる、華やかで多彩な史上初の大規模展「大阪の日本画」が6月11日まで開催中です。
近代大阪の美術は町人文化に支えられ、伝統にとらわれない自由な表現による個性豊かな芸術が花開きました。
大正から昭和前期にかけては画壇(優れた画家たちによる交流の場)としての活動が隆盛を極め、心情を映し出す人物画の北野恒富(きたの・つねとみ)、女性画家の道を拓いた島成園(しま・せいえん)、浪速の日常生活を温かく描いた菅楯彦(すが・たてひこ)、新しい南画を主導した矢野橋村(やの・きょうそん)など多くの画家が個性豊かな作品を生み出しました。
本展は、明治から昭和に至...