メキシコと⽇本の架け橋となった芸術家
⽣誕130 年記念 北川⺠次展―メキシコから⽇本へ
名古屋市美術館にて開催中!
メキシコと⽇本の架け橋となった芸術家・北川民次(きたがわ たみじ)の生誕130年を記念する展覧会が、名古屋市美術館にて開催中です。
静岡県に⽣まれ、1914 年にアメリカに渡って美術を学んだ北川は、1921 年から約15 年間、革命期のメキシコで、様々な作家と交流しながら美術運動にも関わり、新しい芸術を模索していました。そして独自の創造性を育み、洋画家としてだけでなく、壁画家、絵本作家、美術教育者として、情熱を注ぎ活動しました。
1936 年に帰国後は、東京の洋画壇で活躍し、メキシコの⾵俗を壁画のような⼤画⾯に描き出しました。また、第⼆次世界⼤戦後は瀬⼾を拠点に制作を続け、社会問題を主題...