ムンク―悲哀に満ちたドラマティックな人生と心の叫び―
東京都美術館にて1月20日まで!
紅葉の美しい季節になりました。
上野公園を散歩して、美術館を訪れてみませんか。
みなさまよくご存知の、あの両手で耳を塞ぎ、大きく口を開けた不安と絶望のポーズ、「叫び」で世界的に有名な巨匠ムンクの大回顧展が開催されています。
エドヴァルド・ムンク(1863~1944)は、北欧ノルウェーの出身で、19世紀末のヨーロッパ近代を代表する芸術家です。
ムンク自身も、「私の芸術は自己告白である。」—スケッチブックより(1927-34年)と、語っているように、彼の悲哀に満ちたドラマティックな生涯を反映した情熱的な作品の数々は、見るものに感動や衝撃を与え、単に美しい景色を写実的に描いたものなどとは全く違...