東福寺の至宝《五百羅漢図》14年に渡る修理後全幅初公開!
圧巻!明兆が描く極彩色の巨大羅漢図
特別展「東福寺」 京都国立博物館にて開催中!
新緑や紅葉の景観が美しい東福寺は、京都を代表する禅寺の一つで、鎌倉時代前期に九条道家(くじょうみちいえ)が発願し、日本から中国へと渡り禅を学んだ円爾(えんに)を開山に迎えて創建されました。「東福寺」の名は、奈良の東大寺と興福寺になぞらえて、その一字ずつをとったことに由来します。巨大な建造物の数々は圧感のスケールを誇り、「東福寺の伽藍面」と称されています。
このたび、東福寺の至宝をまとめて紹介する展覧会が京都国立博物館において開催されています。
東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の機会となる本展では、「画聖(がせい)」とも崇められた伝説の絵仏師・明兆による大作、重要文化財「五百羅漢図」(ごひ...