『蜘蛛女のキス』など中南米の巨匠監督ヘクトール・バベンコさん死去 70歳
ヘクトール・バベンコさん(アルゼンチン出身の映画監督)が、海外メディアの報道によるとに13日、心臓発作のためブラジル・サンパウロの病院で死去したいたことがわかった。70歳。
1946年2月7日、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身。
少年時代にフランスのヌーヴェル・バーグやイタリアのネオ・リオリズムの作品に強い影響を受けたのち、世界中を6年にわたって旅をする。
ブラジルの孤児たちを描いた第三作目の『ピショット』でニューヨークとロサンゼルスの批評家協会から最優秀外国映画賞を受賞。
そして85年、同国の作家マヌエル・プイグの小説を原作にし『蜘蛛女のキス』で主演のウィリアム・ハートにオスカーをも...