ドレスデン国立古典絵画館所蔵
フェルメールと17世紀オランダ絵画展
《窓辺で手紙を読む女》の背景にキューピッドの画中画が出現!
17世紀オランダを代表する画家、ヨハネス・フェルメール(1632-75年)が描く独自の静謐な世界は、美しい光と影のコントラストを用い、繊細で写実的な空間表現で、日常の何気ないワンシーンを映し出し、今なお、世界中の人々を魅了し続けます。
この度、寡作で知られるフェルメールの貴重な展覧会、ドレスデン国立古典絵画館所蔵 「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が、東京都美術館において、4月3日まで開催されています。
初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》の背景にキューピッドの画中画が描かれていることが、1979年の調査で判明し、長らくフェルメール本人が塗りつぶしたものだと考えられてきましたが、201...