第20回東京フィルメックス
パク・ジョンボム監督、阪本順治監督 cinefilインタビュー
見果てぬ世界=半世界を夢見るために
昨年、20回目の節目を迎えた東京フィルメックス。創立時からのスポンサーだったオフィス北野の撤退で紆余曲折を経ながら、ジャ・ジャンクーやアピチャッポン・ウィーラセタクンなど、現在世界的に活躍するアジア圏の映画作家を発掘し、支えてきた。国内外で根強い観客の支持を受けている本映画祭で、今回が3作目となる長編作品をコンペ上映したパク・ジョンボム監督と、デビュー30周年を迎え、特集上映が組まれた阪本順治監督の二人に話を伺った。
かたや北野武の映画を観て映画監督を志したパクと、その北野武と同じ年に監督デビューを飾った阪本。二人の語りは、つくり手としての世代を超えた...