”Cinemaつかず離れず!? ” vol.1 映画を支える音楽、という側面からのボウイ追悼(涙)cinefil新連載 松本典子
69歳のお誕生日、2017年春には大回顧展『David Bowie is』が日本にもやって来る!という嬉しい知らせ聞いたところなのに。その2日後、1月10日。まだ少し信じられない気分です、よね……。
デヴィッド・ボウイと映画との関わりはご存知の通り。『地球に落ちて来た男』(1976)、『戦場のメリークリスマス』(1983)など自身が出演する作品も数多いわけですが、彼の楽曲がとても印象的に使われている作品も多数。監督たちが、「ここでは絶対ボウイのこの曲使いたいんだ!」という意思すら伝わってきそうな、単なるBGMではない起用っぷりに唸らされ、引き込まれて我々はスクリーンにさらに釘付けになって...