
『寿 直人の変な人…?』を開催。竹中直人としりあがり寿の2人は共に多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業。竹中直人は社会に影響を与える奇才の映画監督、そして俳優であり、アーティスト。しりあがり寿は漫画家、現代浮世絵師と批評するアーティスト。この2人の眼差しは世界を同じ視点で見るのではなく、世界を縦横無尽に、自由にあるいは複眼的視座から社会を見て批評的思考性という武器を所有している。「変な人」の視線は「正しい社会(現実)」と「多様性」という自由を獲得するための武器なのだ。
自由と奔放な「変な人」の視点から世界を見てみよう。

竹中直人 しりあがり寿

竹中直人 「変な人 2025-T019」コピック・マーカー、カンヴァス 33×33cm 2025

竹中直人 「変な人 2025-T021」コピック・マーカー、カンヴァス 27,3×27,3cm 2025

竹中直人 「変な人 2025-T018」コピック・マーカー、カンヴァス 18×18cm 2025

竹中直人 「変な人 2025-T015」 陶器 9W×6.5D×8Hcm 2025

しりあがり寿 「変な人 2025-S029」 墨、和紙 29,6×29,6cm 2025

しりあがり寿 「すぅ…」アクリル、パネル 31,8×40,9cm 2019

しりあがり寿 「気づいた人」アクリル、パネル 48,2×27,5cm 2025

しりあがり寿 「変な人 2025-S011」 陶器 6W×6D×5.5Hcm 2025
竹中直人
1956年 神奈川県生まれ
1980年 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒、多摩美術大学客員教授。
多摩美術大学卒業後劇団青年座に入団。83年に「ザ・テレビ演芸」(EX)でデビュー。
96年にNHK大河ドラマ「秀吉」で主演を務め話題に。『シコふんじゃった。』(92)、『EAST MEETS WEST』(95)、『Shall we ダンス?』(96)では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。主演も務めた初監督作『無能の人』(91)がヴェネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞、第34回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞したほか、監督作・出演作で受賞多数。その他の監督作に『119』(94)、『東京日和』(97)、『連弾』(01)、『サヨナラCOLOR』(05)、『山形スクリーム』(09)、『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』(13)、『ゾッキ』(21)、『∞ゾッキ平田さん』(22)、『零落』(23)、『たてこもり』(24)がある.
しりあがり寿
1958年 静岡市生まれ
1981年 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。
キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、新聞の風刺4コママンガから長編ストーリーマンガ、アンダーグラウンドマンガなど様々なジャンルで独自な活動を続ける一方、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。韓国のMokpo(木浦) カルチャー・アート・センターにて「Jeonnam International Ink Biennale(国際水墨画ビエンナーレ」(2025年8月28日(木)〜10月31日(金)に参加。
寿 直人の変な人…?」
しりあがり寿+竹中直人 展
2025年6月16日(月) - 6月28日(土)
104-0061
東京都中央区銀座1-14-12
楠本第17ビル 3F
Gallery Q
https://www.galleryq.info/exhibition2025/exhibition2025-024.html
