手塚眞監督の美学の集大成「Visualism ー手塚眞アート映画集」が、シアターギルド代官山にて上映されています。
妖しく美しく、映画の境界に挑む刺激的な短編作品集。最新作『RESURRECTION』(2024)と、初デジタル化された名作『PRELUDE』(1988)が含まれた新プログラムも登場。
すべてのプログラムに監督のトークがつきます。
-手塚眞の映像美学-
ヴィジュアリストして独自の美意識により映画を創り続ける異端の映画作家、手塚眞。
『白痴』『ばるぼら』など国際的に評価された劇場映画の一方で、ライフワークのように創られ続けている美学的な短編映画がある。
表現主義、神秘主義、シュールレアリスム、ミニマリスム、構造主義‥‥。
あたかも美術品のような作品は、「視る」ことの原初的な恍惚を促す。
実験映画の代表作品から新たにデジタル化されたフィルム作品、未公開作、そして最新作を作家自らが「black」「blue」「white」「red」の4つのプログラムにセレクト。
観られる機会の少ない貴重なアートフィルムの特集上映会。
手塚眞監督メッセージ
「100年前、映画は最先端のアートでした。
現在、映画は消費されるだけの商品と成り果てています。
そこには脳の活性化も感性への刺激もありません。
文化が経済に追いやられている今だからこそ、もう一度映画をアートに昇華させる必要を感じています。
あえて劇場上映というスタイルで、文化の前衛としてのアート映画をぜひ体験してください。」
予告
2024年10月21日(月)〜10月27日(日) シアターギルド代官山
https://theaterguild.co/movie/detail/2024Visualism/#schedule
10月21日(月) 15時30分 program black /19時 program blue
22日(火) 15時30分 program white /19時 red
23日(水) 15時 program black
24日(木) 15時 program red
25日(金) 11時 program white/14時30分 red
26日(土) 10時30分 program blue /14時 program black
27日(日) 9時30分 program black /16時 program white/19時30分 program red
program black
『OKUAGA』(2016) /『HINOHARA』(2022) /『TUNOHAZU』(2021)
program blue
『NUMANITE』(1985)/ 『NARAKUE』(1987)/ 『実験映画』(1999)/『ダニエルとミランダ』(1986)
program white
『MODEL』(1987) /『燐』(1993) /『MIND THE GAP』(2020/)『変容』(2022)
program red
『PRELUDE』(1988)*初デジタル化/ 『謎 AENIGMA』(2022)/ 『RESURRECTION』(2024) ※最新作
すべてのプログラムに監督トークがあります。
2024年10月21日(月)〜10月27日(日) シアターギルド代官山にて開催中
チケット予約は下記より