12月1日(木)より広島先行公開(広島・八丁座ほか県内5館にて順次公開)、2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開となる東出昌大主演、共演に、三浦透子、小林薫、浅田美代子が名を連ねた、宮川博至監督の初長編作『とべない風船』。
され、また、11月に開催される広島国際映画祭2022(11/18-20開催)のOFFICIAL SELECTION部門「ヒロシマEYE」に選出されました。

画像1: (C)buzzCrow Inc.

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本作は、豪雨で家族を失い心を閉ざした漁師の憲二(東出昌大)が、人生に迷い疎遠になった父親(小林薫) に会いに島にやって来た元教師の凛子(三浦透子)と出会い、家族でも恋人でもない二人の永遠に晴れそう にない心の行方を、美しい島々が連なる多島美(たとうび)を有する瀬戸内海の島を舞台に描いた感動作。 甚大な自然災害によって、あるいは人間関係の小さな綻びによってもたらされる喪失を抱えながら、私たち はどのように生きていくのか--。2018年に起きた西日本豪雨を間近で体験した広島出身の宮川博至監督(前作は『テロルンとルンルン』(18))が、「ここ広島で生活しているからこそ、豪雨災害をテーマに映画を作らなければならない」と決意し、被災した人々の想像を絶する経験や言葉にならない思いを反映した物語を初長編作として作り上げた。

この度公開した公開した本ポスターのビジュアルは、垂れ下がる風船を持った主要人物(4名)のスチールを逆さまに配置し、本来は垂れ下がっているはずの風船が浮いているように見える象徴的なデザインになっている。これは、表面的には正常に見えても、実は深く悩んでいたり、悲しい過去を抱えている、という人間が抱える表裏を表現。加えて、右上のコピーには 4 名の人物それぞれの心情が描かれている。また、各ポスターの背景には、撮影地である広島県瀬戸内海の「多島美(たとうび)」の景色も見られる。「多島美」とは、瀬戸内海の内海に大小の島々が並ぶ様子を形容した言葉で、時間帯によってさまざまな色に輝く水面と島々のシルエットが織りなす美しい風景は古くから日本国内外の人々を魅了してきた。その情景は登場人物の心のみならず、観る者の心にもやさしく寄り添ってくれるはずだ。

各ポスターの心情を表したコピーは以下となる。

◆数年前に起こった豪雨で家族を失い心に傷を抱えたまま、
瀬戸内海の島で漁師をしながら孤独に生きる主人公・憲二 (演:東出昌大)

「手を離したら、二度と戻らない幸せだった。」

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◆過去のトラウマから逃げるようにして島にやって来た
元教師の女・凛子 (演:三浦透子)

「自分探しで見つけたかったのは、自信だった。」

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◆凛子の父で、故郷の島で教師引退後の人生を静かに送る繁三
 (演:小林薫)

「尊敬されていることは知っていた。心配されていることは知らなかった。」

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◆島民の憩いの場である居酒屋を明るく切り盛りする女将
 (演:浅田美代子)

「島の外の話を聞きたい。島を離れるつもりはないけど。」

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心は晴れないのに、空は憎らしいほど青かった--。
豪雨災害後の瀬戸内海の島を舞台に、傷ついた心の癒しと再生を描く。

陽光あふれる瀬戸内海の小さな島。数年前の豪雨災害で妻子を失って以来、自ら孤立している漁師の憲二は、疎遠の父に会うために来島した元教師の凛子に出会う。凛子もまた、夢だった仕事で挫折を味わい、進むべき道を見失っていた。最初は互いに心を閉ざしていた二人だが、あたたかくてお節介な島の人々に見守られ、少しずつ打ち解けていく——。 甚大な自然災害によって、あるいは人間関係の小さな綻びによってもたらされる喪失を抱えながら、私たちはどのように生きていくのか? 悲しい出来事が起きたその場所で暮らし続けるとはどういうことなのか? 豪雨災害からの復興が進む瀬戸内海の島を舞台に、恋人でも家族でもない一組の男女のぎこちなくもやさしい交流を通して、傷ついた心の癒しと再生を描いたヒューマンドラマが誕生した。

監督・脚本:宮川博至

出演:東出昌大、三浦透子、小林薫、浅田美代子 原日出子、堀部圭亮、笠原秀幸、有香、中 川晴樹、柿辰丸、根矢涼香、遠山雄、なかむらさち

プロデューサー:奥野友輝 協力プロデューサー:鈴木剛 助監督:濱本敏治 撮影:亀井義紀 照明:太刀掛進 美術監督:部谷京子 録音:古谷正志 音楽:古屋沙樹 音楽プロデューサー:菊地智敦
製作:buzzCrow Inc.
後援:広島県、呉市、江田島市
配給:マジックアワー
2022年/日本/カラー/1.85:1/5.1ch/DCP/104分
(C)buzzCrow Inc.

12月1日(木)より広島先行公開(広島・八丁座ほか県内5館にて順次)
2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー

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