まつむらしんご監督『あつい胸さわぎ』が、第35回 東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門への出品が正式に決定しました
また、主人公千夏(吉田美月喜)と複雑な母心を抱く昭子(常盤貴子)のゆれ動く気持ちと、物語の重要なキーとなっている初恋の課題小説を表現したメインビジュアルを公開。そして、メインビジュアルの公開に合わせ追加キャスト情報解禁!
千夏(吉田美月喜)の幼馴染で思いをよせる同級生役・川柳光輝を、映画『MOTHERマザー』で第44回日本アカデミー新人俳優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞などを総なめにし、今もっとも注目を集める奥平大兼(おくだいらだいけん)が演じ、千夏に影響を与える友人でもあり昭子(常盤貴子)の同僚役・花内透子に、圧倒的な存在感で観客を惹きつける前田敦子。
二人は“サーカス”を機につながり、物語に大きな影響を与え、千夏の胸さわぎのきっかけになる重要な役どころを担う。
また、舞台版にはないオリジナルストーリーキャストに、アーティストとしても多才な活躍をみせている佐藤緋美(さとうひみ)。その母親役に、本作のプロデューサーとしても参加している石原理衣(いしはらりい)。さらに、昭子が勤める工場に謎のある上司として赴任してくる男を三浦誠己(みうらまさき)が演じ脇を固めている。日本映画界で注目を集める実力派の俳優陣が集結し、ひと夏の忘れられない物語が誕生した。
●まつむらしんご監督コメント
3年前の夏、東京の小さな劇場で舞台「あつい胸さわぎ」を観たことが全てのはじまりでした。あまりにも理不尽な人生の試練に向き合う18歳の主人公に、客席からどうしてもエールを送りたくなってしまいました。『君は大丈夫だよ』。ただそれだけを言いたくて映画化を目指しました。そして、これ以上ないキャストが集まってくれたおかげで、僕にとって一生忘れられない映画をつくる事ができました。
●原作者 横山拓也コメント
舞台は、たった5人の登場人物と、抽象的な舞台セットでドラマが進行する。部屋の中、職場、サーカス会場、パン屋さんなど、観客の脳内で場面をイメージしてもらう。当たり前だけど、映画になれば、その全てが具体的な画として現れる。
『そうか。登場人物たちはこんな風景を見ていたのか・・・。』
舞台を観てくれたお客様にも同じ体験をしてもらいたい。
原作:横山拓也
監督:まつむらしんご
脚本:髙橋泉
出演:吉田美月喜 常盤貴子 ほか
配給:イオンエンターテイメント/SDP
製作:映画『あつい胸さわぎ』製作委員会