演劇ユニットiakuの横山拓也氏が作・演出を務め、各所で大きな話題を呼んだ傑作舞台「あつい胸さわぎ」を、上海国際映画祭アジア新人賞を受賞したまつむらしんご監督と「凶悪」(13)で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した脚本・髙橋泉とのタッグで映画化した、映画『あつい胸さわぎ』。本作は“若年性乳がん”と“恋愛”をテーマに、揺れ動く母娘の切実な想いを繊細さとユーモアを持って描いている。主人公・千夏役には、ドラマ「ドラゴン桜」(TBS/21)などで注目を集める若手女優、吉田美月喜(よしだみづき)、そして千夏の母親役を常盤貴子(ときわたかこ)が演じる。他にも、奥平大兼、前田敦子、佐藤緋美など、これからの日本映画界を牽引するフレッシュ&実力派キャストが結集。映画『あつい胸さわぎ』は、2023年1月27日(金)新宿武蔵野館、イオンシネマほかにて全国ロードショーとなる!

画像1: ©︎2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

©︎2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

そしてこの度本作より、娘の千夏(吉田美月喜)と母の昭子(常盤貴子)の親子の衝突を捉えた本編シーンが特別に公開となった!

小説家を目指して芸大に通う千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」の事で頭を悩ませている。千夏の初恋の相手は、同じ地元の小・中学校の幼馴染、光輝(奥平大兼)で、大学で光輝と再会した千夏は、再び自分の胸が踊り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことにする。大学の近くで一人暮らしをする光輝に憧れた千夏は、一人暮らしの物件探しを光輝に手伝ってもらう。一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村基晴(三浦誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に惹かれはじめており、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内透子(前田敦子)にからかわれていた。昭子の夫は千夏が幼い頃に他界し、昭子は18歳になる千夏を女手一つで育てあげた。大学生になった思春期の娘に手を焼きながらも、穏やかな日々を過ごす昭子だったが、ある日千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。

画像2: ©︎2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

©︎2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

画像3: ©︎2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

©︎2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

画像4: ©︎2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

©︎2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

“若年性乳がん”という現実を突きつけられ、戸惑い、不安が募る千夏と昭子。さらに二人のそれぞれの恋は、思わぬ形で終わりを迎えることに。そんな矢先、昭子は千夏の部屋で、千夏が書いている小説を見つける。そこにたまたま帰宅した千夏が入ってきて、動揺する二人。母親にだって打ち明けられない“恋愛”や“性”、“病気”に対する想いを赤裸々に綴った小説を昭子に読まれてしまったことで、恥ずかしさと自身の境遇の惨めさ、さまざまな感情が入り混じり、千夏は怒り、泣き叫ぶ。娘と話をしようとする昭子だが、会話を拒み反抗する娘の態度についカッとなり、「コソコソしてんのはどっちよ!」と、千夏の机にあった物件のチラシを突きつける。昭子もまた、千夏が自分に内緒で一人暮らしを考えていたことに、苛立っていたのだった。そこで千夏は、母親と最近親しい関係である木村の話を出し、「二人で暮らすのなら昭子が出ていけばいい」とやけになって言い返す。全てがうまくいかず苦悩する親子がお互いの感情を衝突させ合い、ついに「もうどうでもいい」と言い放つ千夏。そして、病気により将来も恋愛も先が見えなくなった千夏は、ずっと抱えていた“性”に対する「気持ち悪い」という想いを、ストレートに母親にぶつけるのだった

映画『あつい胸さわぎ』感情が爆発し合う親⼦の衝突を捉えた本編シーン映像

画像: 映画『あつい胸さわぎ』感情が爆発し合う親⼦の衝突を捉えた本編シーン映像解禁! youtu.be

映画『あつい胸さわぎ』感情が爆発し合う親⼦の衝突を捉えた本編シーン映像解禁!

youtu.be

 吉田は撮影時、千夏と同じ18歳で、常盤とは実際の親子ほどの歳の差があるが、二人の掛け合いはまさに本当の親子のようで、誰しもが経験してきたであろう、“親との衝突”がとても鮮明に記憶から呼び起こされる。さらに、普段は明るく大らかで度量が大きい性格だが、娘の乳がんの発覚により、本人以上にネガティブになっていた昭子の脆く危うげな心境を、見事に表現する常盤。そんな大女優を前に、正面から衝突していくエネルギッシュな若手女優・吉田美月喜の熱演にも胸を打たれる
千夏と昭子、親娘の行く末はいかに──。是非劇場で、彼女たちの姿を見届けて欲しい。

STORY

“初期の乳ガン“初恋の胸の高鳴りは、いつしか“胸さわぎ”になっていた。
港町の古い一軒家に暮らす武藤千夏(吉田美月喜)と、母の昭子(常盤貴子)は、慎ましくも笑いの絶えない日々を過ごしていた。
小説家を目指し念願の芸大に合格した千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」の事で頭を悩ませている。千夏にとって初恋は、忘れられない一言のせいで苦い思い出になっていた。その言葉は今でも千夏の胸に“しこり”のように残ったままだ。だが、初恋の相手である川柳光輝(奥平大兼)と再会した千夏は、再び自分の胸が踊り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことにする。
一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村基春(三浦誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に興味を惹かれはじめており、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内透子(前田敦子)にからかわれていた。
親子二人して恋がはじまる予感に浮き足立つ毎日。
そんなある日、昭子は千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。
娘の身を案じた昭子は本人以上にネガティブになっていく。だが千夏は光輝との距離が少しずつ縮まるのを感じ、それどころではない。「こんなに胸が高鳴っているのに、病気になんかなるわけない」と不安をごまかすように自分に言い聞かせる。
少しずつ親子の気持ちがすれ違い始めた矢先、医師から再検査の結果が告げられる。
初恋の胸の高鳴りは、いつしか胸さわぎに変わっていった・・・

監督:まつむらしんご
原作:戯曲『あつい胸さわぎ』横山拓也(iaku)  

脚本:髙橋泉

出演:吉田美月喜 常盤貴子 
前田敦子 奥平大兼 三浦誠己 佐藤緋美 石原理衣 

配給:イオンエンターテイメント/SDP
©︎2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

公式Instagram:https://www.instagram.com/atsuimunasawagi_movie/
公式Twitter:https://twitter.com/atsuimunasawagi
公式Facebook:https://www.facebook.com/atsuimunasawagimovie

2023年1月27日(金)新宿武蔵野館、イオンシネマほか全国ロードショー!

This article is a sponsored article by
''.