20世紀、アフリカのカルチャーはピカソを始め多くのアーティストを刺激し、音楽でも様々なインスピレーションを与え新しい文化を生み出す原動力になってきました。そして21世紀では、ますます躍動するアフリカから、ART、ファッション、映画など、ジャンルを超えて、新たな表現者を輩出し、その活躍が欧米でも際立ってきております。
2021年夏、(東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)の助成により開催される「AFRICAN Contemporary 2021」は、世界に拡がるアフリカの現在の文化やアーティストを紹介することで、文化発信基地としてのアフリカに焦点をあて、新しい価値観、新たな関係を生み出すと共に、アフリカのカルチャーを知るきっかけとし開催されます!
その中で中心となる映画祭イベントの第一弾ラインナップが発表されました。

「AFRICAN Contemporary 2021」で開催されるアフリカ映画祭!

オープニング作品は日本未公開作で、アジアンプレミアとなる2021年ロッテルダム映画正式出品作『HOTELE LERALLANENG』(ホテル レララネング)が、上映されます

画像1: 「AFRICAN Contemporary 2021」で開催されるアフリカ映画祭!

監督はチャーリー・ヴンドラ(Charlie Vundla)。初の長編「How to Steal 200 Million」で、アフリカ・ムービー・アカデミー賞の最優秀監督賞と最優秀作品賞を含む4部門を受賞し、2作目となる長編映画「CUCKOLD」の脚本・監督・俳優を務め、トロント国際映画祭、シカゴ国際映画祭など世界の名だたる映画祭に出品され、自らが最優秀男優賞なども受賞しています。
長編3作目となる本作『ホテル レララネング』では、ヨハネスブルグを舞台にしてコロナウイルスの大流行により、2人の映画監督が、人生の岐路に立つ姿を描いた作品で、2021年のロッテルダム国際映画祭でワールドプレミアされ話題となった作品です。
今作は、チャーリー・ヴンドラ監督に取っても日本で初上映となる作品であると同時に、世界中で感染が止まらないコロナ禍の停滞と混沌をリアルに描いた作品です。
ニューヨークで生まれ、ヨハネスブルグで育ったチャーリー・ヴンドラ監督はアフリカの今を伝える監督として、世界で注目を浴びています。

画像2: 「AFRICAN Contemporary 2021」で開催されるアフリカ映画祭!
画像3: 「AFRICAN Contemporary 2021」で開催されるアフリカ映画祭!

『HOTELE LERALLANENG』(ホテル レララネング)海外予告

画像: Hotele Lerallaneng – trailer | IFFR 2021 youtu.be

Hotele Lerallaneng – trailer | IFFR 2021

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その他上映作品

『ラフィキ 二人の夢』

画像: ©Big World Cinema.

©Big World Cinema.

監督:ワヌリ・カヒウ
出演:サマンサ・ムガシア シェイラ・ムニヴァ ジミ・ガツ ニニ・ワシェラ 日本語字幕:今井祥子
/スワヒリ語監修:チェプクオニ・ジャスタス/ほか
配給:サンリス
(2018年/ケニヤ、南アフリカ、フランス、レバノン、ノルウェー、オランダ、ドイツ/英語、スワヒリ語/カラー/82分)
©Big World Cinema.

ケニアのカラフルな最新カルチャーにのせて、自由な恋愛と幸せな未来を夢見るふたりを描く感動作!2018年、カンヌ国際映画祭史上初のケニアからの出品(ある視点部門)という快挙を成し遂げると共に、トロント、シカゴ、ロンドン、ロッテルダムなど100以上もの映画祭に出品され、世界から熱く支持されたにもかかわらず、本国ケニアでは観ることのできない作品がある。ふたりの女性が恋に落ちる物語であることから、いまだ同性愛が違法とされ、禁固刑に処されることもあるケニアで上映禁止となったのだ。のちに、 米アカデミー賞外国語映画賞へのエントリーの条件を満たすために、ナイロビのある 映画館で2018年9月23日から9月30日の1週間だけ上映が決定。「長蛇の列」「チケットを求める電話が殺到」というニュースがSNSを飛び交った話題作。
監督は、長編映画監督デビュー作でアフリカのアカデミー賞を獲得、その後の作品でも数々の賞の栄誉を受け、今最も輝く才能と絶賛されているワヌリ・カヒウ。ケナを演じるのは、ミュージシャンで本作が映画初出演となるサマンサ・ムガシア。まじめで責任感が強くリーダーシップがとれるが、実は繊細な魂を抱えたケナを細やかな表情のうつろいで演じた。ヴィジュアルアーティストやモデルとしても活躍、ファッショニスタとしてのセンスが、ユニセックスでクールな衣装の着こなしに光る。ジキには、監督業にも進出したシェイラ・ムニヴァ。まるでケニアの太陽のように明るく、 エネルギーに満ち溢れたジキを生き生きと演じた。レインボーカラーのヘアスタイルと大胆なメイク、フェミニンでキュートなファッションが、観る者の目を楽しませてくれる。人を好きになること、幸せになること、それはこの世に生まれてきたすべてのひとに与えられたギフト。その天からの贈りものを奪うことは、誰にもできないはず。音楽、ダンス、ファッション、アート──ポップでカラフルなアフリカンカルチャーにのせて、国境もジェンダーも肌の色も、すべてのボーダーを超えて、人生を豊 かにする人と人との出会いと絆を描く感動作。

『ハウス・イン・ザ・フィールズ』

画像: 『ハウス・イン・ザ・フィールズ』

監督・撮影:タラ・ハディド
プロデューサー:タラ・ハディド、ラルビ・イドマンスール 共同プロデューサー:ウマル・エムバロ、トーマソ・カンマラーノ 製作総指揮:ジョスリン・バーンズ、サウサン・アスフリ アソシエイト・ プロデューサー:リサ・クレイナー・チャノフ
音声編集:トーマス・ロバート サウンド・ミックス:ジャン=ギュイ・ヴェラン 字幕翻訳:松岡葉子
出演:ハディージャ・エルグナド、ファーティマ・エルグナドほか
配給・宣伝:アップリンク
(モロッコ、カタール/2017年/86分/1:1.85/アマズィーグ語)

弁護士を夢見る少女ハディージャとその姉のファーティマは、モロッコの山奥で暮らすアマズィーグ
人の姉妹。ある日、ファーティマが学校を辞めて結婚することになる。「結婚するのが怖い。だけど義務だから」と胸のうちを語るファーティマ。 ハディージャは、大好きな姉と離ればなれになってしまう寂しさ、そして自分も姉のように学校を卒業できないかもしれないという不安を募らせていく。2人の揺れ動く想いをよそに、その日はやって来て......。 アフリカ北⻄部に広大に走るアトラス山脈の一部、モロッコの高アトラス南⻄地域。そこに住むアマズィーグ人は、信心深く、 伝統を重んじ、自然の恩恵を受け、数百年もの間ほとんど変わらない生活を送ってい る。世界的建築家ザハ・ハディドを叔母に持ち、写真家としても活躍するタラ・ハディド監督 は、本作の製作にあたり、7年にわたって現地に通い、彼らと寝食をともにしたという。雄大なアトラス山脈の四季折々の自然の中で、被写体に寄り添った親密な映像は、失われつつある生活様式や文化を記録しながら、人々の内なる想いをも紡いでいく ※「アマズィーグ」は一般的に「ベルベル」とも称されるが、これは他称で 蔑称でもあり、自称では「アマズィーグ」という。

『ようこそ、革命シネマへ』

画像: © AGAT Films & Cie –Sudanese Film Group - MADE IN GERMANY Filmproduktion -GOÏ-GOÏ Productions-Vidéo de Poche –Doha Film Institute–2019

© AGAT Films & Cie –Sudanese Film Group - MADE IN GERMANY Filmproduktion -GOÏ-GOÏ Productions-Vidéo de Poche –Doha Film Institute–2019

監督:スハイブ・ガスメルバリ
プロデューサー:マリー・バルドゥッキ撮影:スハイブ・ガスメルバリ編集:ネリー・ケティエ、グラディ・ジュジュ音楽編集:ジャン・マレ
出演:イブラヒム・シャダッド、スレイマン・イブラヒム、エルタイブ・マフディ、マナル・アルヒロ
配給:アニモプロデュース
提供:アニモプロデュース、朝日新聞社
(2019年/97分/仏、スーダン、独、チャド、カタール/カラー/ドキュメンタリー)
© AGAT Films & Cie –Sudanese Film Group - MADE IN GERMANY Filmproduktion -GOÏ-GOÏ Productions-Vidéo de Poche –Doha Film Institute–2019

1956年の独立以来、常に国内に紛争を抱えてきたスーダン。クーデターにより政権は幾度となく変わり、1989年にはイスラム急進派による軍事政権が成立、長期にわたる独裁的な支配を続けていた。その間にも史上最悪と言われるダルフール紛争を始め、内戦や南スーダン独立(2011年)が続き、難民や避難民となったスーダンの人々は数十万人にのぼるとも言われている。
独立直後の1960〜70年代に海外で映画を学び、スーダンで映画作家となった人物たちがいる。イブラヒム、スレイマン、エルタイブ、マナルの4人だ。彼らの作品は海外で高く評価され、母国スーダンに映画という豊かな文化を根づかせようと切磋琢磨しあう仲間たちだった。1989年、映画製作集団「スーダン・フィルム・グループ」を設立するが、同じ年に軍事独裁政権が誕生し、言論の自由をはじめ様々な表現の自由が奪われる。かつて彼らが作った映画も発禁処分にあい、彼らは思想犯として拘禁されたり、国外への亡命を余儀なくされていた。 長い年月を経て、4人は母国で再会する。スーダンの映画産業はすでに崩壊し、かつてあった映画館もなくなっていた。「映画を再びスーダンの人々のもとに取り戻したい」—— 還暦を過ぎた4人は、長年放置されていた屋外の映画館を復活させるために行動を開始する。公共の場での映画上映は、現在のスーダンでは困難を極めるものだったが、たとえ何かを犠牲にしたとしても映画への愛を貫くことに決めたのだ。これまでの苛酷な人生と同様、様々な障壁にぶつかりながらも、冗談を飛ばし、陽気に笑い合いながら、夢に向かって穏やかに力を合わせていく4人の映画人たち。彼らが失ったもの、そして作りたいと願った映像を通して、愛する国の美しさや恐怖が浮き彫りになっていく。

『トゥーマスト~ギターとカラシニコフの狭間で~』

画像: 『トゥーマスト~ギターとカラシニコフの狭間で~』

監督:ドミニク・マルゴー
出演:トゥーマスト
配給・宣伝:アップリンク
(スイス/2010年/英語/カラー/88分)

サハラ砂漠西部。インディゴで染めた真っ青な布で全身を覆った青衣の遊牧民、トゥアレグ族。 トゥアレグの歴史は苦しみと流浪、反乱と不正義に汚されていた。“トゥーマスト” というバンドを率いる元レジスタンス兵士のムーサは、80年代、リビア、カダフィ大佐の元へ兵士としての訓練を受けに行った。彼がそこで手に入れたものは、カラシニコフとギター。その後、反逆の精神と新しい音楽を携え砂漠に戻った彼らは、音楽で世界を変えようと闘ってきた。“トゥーマスト”とは、トゥアレグの言葉でアイデンティティを意味する。この映画は、ムーサやトゥアレグの人々へのインタビューを通して、トゥアレグ族のアイデ ンティティについて、サハラの今について、そして、自由のための闘いについて描いたドキュメンタリー

『ソウル・パワー』

画像: 『ソウル・パワー』

監督:ジェフリー・レヴィ=ヒント
出演::モハメド・アリ、ジェームス・ブラウン、B.B.キング、ビル・ウィザー ス、ミリアム・マケバ、他
配給・宣伝:アップリンク
(アメリカ/93アメリカ/93分/2008年/カラー/ドルビーSRD/英語、フランス語)

1974年、ザイール(現・コンゴ民主共和国)、エンターテイメント史上もっ とも記憶に残る瞬間といわれた世界ヘビー級王者決定戦、 モハメド・アリ対ジョー ジ・フォアマンとの一戦“キンシャサの奇跡”に先がけ、世界最大のブラックミュー ジックの祭典が行われた。 これ以上は望めないアーティストがザイールに集結した。 〝ソウルの帝王〟ジェームス・ブラウン、〝ブルースの神様〟B.B.キング、〝サルサ の女王〟セリア・クルースとファニア・オール スターズ、〝南アフリカの闘士〟ミリ アム・マケバ、〝フュージョン界のスーパーグループ〟ザ・クルセイダーズ...。
34年もの間お蔵入りしていたという膨大な記録映像から、モハメド・アリの冴える演説 (ラップ)はもちろんのこと、世界最強の音楽フェスティバルのステージと舞台裏を捉えた、ソウルパワーみなぎる迫真のドキュメンタリー!

特別上映作品

トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門にて長編日本映画史上初の審査員特別賞を受賞した『アイヌモシㇼ』などで知られる日本人監督福永壮志の長編デビュー作。
ベルリン国際映画祭パノラマ部門正式出品、また、米インディペンデント映画界の最重要イベントの一つインデペンデント・スピリット・アワードにおいて日本人として初めてジョン・カサヴェテス賞にノミネートされた作品。
NYを拠点に世界での活躍を期待された逸材撮影の村上涼は、リベリアでの撮影中にマラリアにかかり、悔しくも 33 歳という若さでこの世を去った。

『リベリアの白い血』

画像: 『リベリアの白い血』

監督:福永壮志
撮影:村上涼/オーウェン・ドノバン
音楽:タイヨンダイ・ブラクストン(元BATTLES)
製作総指揮:ジョシュ・ウィック/マシュー・パーカー 製作:ドナリ・ブラクストン/マイク・フォックス 共同製作:早崎賢治/マーティー・ラング
脚本:福永壮志/ドナリ・ブラクストン
照明:ロイ・ノウリン/トム・チャベス
録音:マイク・ウルフ・シュナイダー
音響:アン・トルキネン/イーライ・コン
編集:ユージン・イー/福永壮志
出演:ビショップ・ブレイ/ゼノビア・テイラー/デューク・マーフィー・デニス /ロ ドニー・ロジャース・べックレー/ディヴィッド・ロバーツ/シェリー・モラド
配給・宣伝:ニコニコフィルム
(2015年/米国/88分/リベリア語・英語/ビスタサイズ/5.1ch/カラー/DCP)
協力:Uplink/Normal Screen/松下印刷/蔦 哲一朗

本作は内戦の傷痕が色濃く残るリベリアで、政府公認の映画組合と共に制作された初めての映画である。後半には移民の街・NYに舞台を移し、アメリカで生きるアフリカ 系移民の日常が鮮烈に描かれる。主人公・シスコを演じるは、自身もゴム農園で働いた 経験のあるリベリア人のビショップ・ブレイ。映画初出演ながら堂々たる演技で、リベリアとNYで揺れる男の感情を見事に体現した。また日本でも根強い人気を誇る元バトルスのタイヨンダイ・ブラクストンが音楽を担当し、映画を引き立 たせている。 西アフリカ・リベリアからニューヨークへ、自由を求めて生きる男がいた。リベリア共和国のゴム農園で働くシスコは過酷な労働の中で家族を養っていた。仲間たちと共 に労働環境の改善に立ち上がるが、状況は変わらない。そんな時シスコは従兄弟のマ ーヴィンからニューヨークでの生活のことを聞き、より良い生活のために愛する家族の元を離れ、自由の国アメリカへ単身で渡ることを決意する。NYのリベリア人コミュニティに身を置き、タクシードライバーとして働き出したシスコ。移民の現実を目の当たりにしながらも、都会の喧噪や多種多様な人々が住むこの地に少しずつ順応していく。しかし、元兵士のジェイコブとの予期せぬ再会により、リベリアでの忌々し い過去がシスコに蘇ってくるのだった...。

21世紀のアフリカのカルチャーの祭典
AFRICAN Contemporary
2021

画像: AFRICAN Contemporary 2021

代官山シアターギルドを中心に各所で開催

「AFRICAN Contemporary 2021」予告

画像: 「AFRICAN Contemporary 2021」予告 youtu.be

「AFRICAN Contemporary 2021」予告

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主催 21世紀アフリカンカルチャー振興委員会
企画・プロデュース 株式会社 UE
運営協力 株式会社 東京コンテンツラボ
後援 TOKYO MX・ Inter FM897 cinefil
日本マラウイ協会、一般社団法人アフリカ協会、アフリカ開発協会
一般社団法人GOOD ON ROOFS NPO法人 AYINA
協力 パーパスジャパン、エチオピア航空
協賛 showroom
助成 公益財団法人 東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

7月下旬より下記サイトでチケット発売開始!

https://theaterguild.co

8月13日より18日まで代官山シアターギルドで開催!

今後、「AFRICAN Contemporary 2021」では、オンラインを中心に様々なイベントが開催されます。告知内容は、下記公式ページよりご覧ください。

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