実在の人物である小野田寛郎(おのだ ひろお)旧陸軍少尉が、太平洋戦争の終わりを迎えた後も任務解除の命令を受けられないまま、フィリピン・ルバング島にて孤独な日々を過ごし、約30年後の1974年、自身が51歳で日本に帰還したというニュースは、未だに日本人の記憶に残っている。そして、この史実を元に小野田という1人の男が生き抜いた孤独と壮絶な日々を描いた人間ドラマが、このたび長編映画として完成、日本での公開が決定した。

長編デビュー作『汚れたダイヤモンド』(2016)でフランス批評家協会賞・新人監督賞のほか数々の 賞を総なめ、社会派の作品を得意とする新鋭実力派監督・アルチュール・アラリが全編日本語での演
出にこだわり、徹底したリサーチと演出力で鬼気迫るドラマを作り上げた。
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フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の合作でありながら、遠藤雄弥(34)と津田寛治(55)の ダブル主演キャストを始め、全キャストを日本人俳優で固め、満身創痍の撮影に挑んで完成。 2021年秋公開を予定している。

画像: ©bathysphere - To Be Continued - Ascent film - Chipangu - Frakas Productions - Pandora Film Produktion - Arte France Cinéma
©bathysphere - To Be Continued - Ascent film - Chipangu - Frakas Productions - Pandora Film Produktion - Arte France Cinéma
アルチュール・アラリ(監督)

1981年7月9日パリ生まれ。祖父は俳優・演出家のクレマン・アラリ。兄は撮影監督のトム・アラリ。 パリ第八大学で映画を専攻。長編 第1作となる『汚れたダイヤモンド』(2016)は、フランス批評家協会賞・新人監督賞のほか、多くの映画賞を受賞、最も実力のある新鋭監督として注目されている。 また俳優としても活躍、私生活の パートナーであるジュスティー ヌ・トリエ監督作などに出演している。

タイトル:ONODA(原題)
公開:2021年秋
出演:遠藤雄弥、津田寛治ほか
監督:アルチュール・アラリ
配給:エレファントハウス

『ONODA(原題)』 2021年秋、全国公開!!

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