ついに開幕となった第33回東京国際映画祭(以下TIFF)。
本年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年の華々しい海外からの訪日ゲストはほぼいない形での開催となるが、国内在住のお客様に向けたフィジカルな映画館での上映をメインに、オンライン上で世界中の映画人・ファンと繋がりながら楽しむこともできる【映画祭新時代開始】とも言える年となるはずだ。世界各国の国際映画祭が中止の決断や全プログラムをオンラインで実施するなど、映画祭そのものの在り方・意義などを再考・模索した2020年。そんな中で、安全を考慮しながらも“映画館で映画を観る事の喜びを共有でする”事を目的に開催される東京国際映画祭に向けて、世界のビッグな映画人3人より、エールのコメントが届いた。
コロナ禍で公開されながらも、世界累計興行収入3億4,160万ドル(10月29日時点)を叩き出し、日本でも未だ大ヒットとなっている『TENETテネット』の監督クリストファー・ノーランに加え、近年だと2013年にも本映画祭に合わせ来日、昨年はNetflix製作の主演作『アイリッシュマン』のTIFFでの上映が話題となったロバート・デ・ニーロ、さらに、新型コロナウイルスの影響で本年の開催の中止を余儀なくされたカンヌ国際映画祭総代表であるティエリー・フレモ―からも、TIFFの本年の開催に対し、温かい応援の意を込めたコメントが寄せられた。
会期中スケジュールなどは下記より