《芥川賞&文藝賞をW受賞》し、先月発売した文庫も絶好調の若竹千佐子のベストセラーを沖田 修一監督が映画化した『おらおらでひとりいぐも』が今秋ロードショーされる。

75歳でひとり暮らしをしている主人公“桃子さん”役には映画『いつか読書する日』以来15年ぶりに映画主演を務める田中裕子。世代を超えて熱烈なファンを持ち、長きにわたって第一線で活躍する田中が、古代生物に夢中な主人公・桃子さんを魅力的に演じ、桃子さんの「娘の時代」「妻の時代」を蒼井優が二人一役で務める。

メガホンをとるのは『南極料理人』『キツツキと雨』『横道世之介』『滝を見にいく』『モヒカン故郷に帰る』『モリのいる場所』などを手掛け、数々の国内外の映画賞を受賞してきた沖田修一監督。東出昌大、濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎ら豪華俳優陣も集結し、可憐でたくましい桃子さんの日常が描かれる。

ひとり暮らしの桃子さんの日常を彩る食卓を手掛けたのはフードスタイリスト・飯島奈美(『かもめ食堂』『深夜食堂』)。桃子さんの圧倒的に自由なイマジネーションを四宮義俊(美術家・日本画家。『君の名は。』16/新海誠監督 回想パート、『この世界の片隅に』16/片渕須直監督 劇中水彩画)がアニメーションで、オダイッセイ(『横道世之介』『関ヶ原』)がVFXで活写。本作にしかない個性豊かな世界を彩ります。

「ひとりだけれど、ひとりじゃない。」桃子さんが辿り着いた賑やかな孤独とはーー?75歳、桃子さんの、あたらしい“進化”の物語。

“桃子さん“が家で踊る、歌う!
寂しさ3人、アノマロカリス、マンモス・・・!?
地球46億年の歴史と桃子さんの日常が交錯する予告編解禁

「どうすっぺこの先―。」突然夫に先立たれ、ひとり退屈な毎日がずっと続くと思っていた桃子さん。彼女の前に突然現れたのは桃子さんと同じ服装の3人組。「おらだばおめだ」と東北弁を話す彼らは桃子さんの心の声を具現化した “寂しさ”たち。75歳で新しい世界を見つけた桃子さんのちょっと変わったひとり暮らしが始まる。沖田監督が初めて作詞に挑戦し、ハナレグミが深く温かい声で歌う「賑やかな日々」の中、お茶をすすり、病院や図書館に行き、一人でごはんを食べる桃子さん―そんな日常に突如溢れだすのは、若かりし日の思い出とユニークで軽やかな桃子さんの時間。そして、子どもも巣立ち、これから夫婦でまた暮らそうという時に逝ってしまった最愛の夫・周造に対する想いを吐露する桃子さんの歌唱シーンは必見。
『おらおらでひとりいぐも』は「私は私らしく一人で生きていく」という意味。桃子さんが伝える、“私らしい生き方”とは? 新しい日常を生きる今、不安や寂しさを受け入れて、力強く歩みを進める桃子さんの姿が優しく響く。

『おらおらでひとりいぐも』予告

画像: 『おらおらでひとりいぐも』予告 youtu.be

『おらおらでひとりいぐも』予告

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◾️ストーリー

昭和、平成、令和をかけぬけてきた75歳、ひとり暮らしの桃子さん。ジャズセッションのように湧き上がる“寂しさ”たちとともに、賑やかな孤独を生きる――

1964年、日本中に響き渡るファンファーレに押し出されるように故郷を飛び出し、上京した桃子さん。あれから55年。結婚し子供を育て、夫と2人の平穏な日常になると思っていた矢先...突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送ることに。図書館で本を借り、病院へ行き、46億年の歴史ノートを作る毎日。しかし、ある時、桃子さんの“心の声=寂しさたち”が、音楽に乗せて内から外から湧き上がってきたーー! 孤独の先で新しい世界を見つけた桃子さんの、ささやかで壮大な1年の物語。

出演
田中裕子
蒼井 優 東出昌大/濱田 岳 青木崇高 宮藤官九郎
田畑智子 黒田大輔 山中 崇 岡山天音 三浦透子/六角精児 大方斐紗子 鷲尾真知子

原作:若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」(河出文庫)
監督・脚本:沖田修一
音楽:鈴木正人
主題歌:ハナレグミ「賑やかな日々」(スピードスターレコーズ)
撮影:近藤龍人
照明:藤井勇
美術:安宅紀史
録音:矢野正人(JSA)
編集:佐藤崇
VFX スーパーバイザー:オダイッセイ
アニメーション:四宮義俊
フードスタイリスト:飯島奈美
製作:『おらおらでひとりいぐも』製作委員会
配給:アスミック・エース
公式Twitter:@oraora_movie
© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

11 月 6 日(金)公開!

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