東京国際映画祭は、世界各国の映画祭とYouTubeが実施するオンライン映画祭「We Are One: A Global Film Festival」に参加することが発表されました。
本映画祭は、これまでにない試みで、10日間のデジタル映画祭として、国際的な映画製作者のコミュニティを結集し、世界中の観客に無料で映画祭のプログラムを提供します。
5月29日(金)からYouTube.com/WeAreOneのプラットフォーム上で、
世界各国20の映画祭のプログラムを公開します。
視聴者は、「We Are One: A Global Film Festival」を通じて、様々な異なる文化を新しいレンズ越しに見ることができるだけでなく、新型コロナウィルスで影響を受けている方々の救援活動を支援する
団体に直接寄付することにより、地域社会をサポートできます。
本映画祭の収益は世界保健機関(WHO)、そしてとコロナ感染の救援活動を支援している各地域の機関に役立てられます。
トライベッカ・エンタープライズ(注記:Tribeca Enterprises、トライベッカ映画祭の開催母体)が企画主催する、この 10 日間のデジタル 映画祭は、ベルリン、カンヌ、ヴェネチアの各国際映画祭など、20 の映画祭のプログラムを取り上げ、観客が世界中の映画を体験できるようになります。 本映画祭の収益は世界保健機構の新型コロナウィルス感染症連帯対応基金(Solidarity Response Fund)に役立てられます。
企画主催のトライベッカ・エンタープライズ及びトライベッカ映画祭の共同創設者で最高経営責任者(CEO)のジェーン・ローゼンタール(Jane Rosenthal)氏のコメント
「私たちは、国境や違いを超えて人々を鼓舞し、団結させ、世界を癒すために映画が果たす独特で強力な役割についてよく語り合っています。今、まさに世界の全ての人々が癒しの力を必要としています。『We Are One: A Global Film Festival』では、キュレーター、アーティスト、そして映像制作者が一丸となって、世界中の観客にエンターテインメントと安らぎを提供します。素晴らしい映画祭パートナーやYouTubeと協力し、各映画祭のユニークさを誰もが体験し、映画の力や芸術の独自の楽しみ方を皆さんが味わうことができればと願っています。」
東京国際映画祭チェアマン・安藤裕康およびフェスティバル・ディレクター・久松猛朗コメント
「『We Are One: A Global Film Festival』に参加できることを大変嬉しく思います。
全ての人にとって困難な状況の中開催されるこのイベントは、映画関係者と映画ファンが一体となって『映画を観る喜び』を共有する映画祭の素晴らしさをリマインドさせてくれるとともに、暗闇に一条の光を灯すとても重要で有意義なものだと思います。」
カンヌ映画祭会長、ピエール・レスキューおよび代表、ティエリー・フレモー・コメント
「各国 のパートナー映画祭とともに、本当に素晴らしい映画と才能にスポットを当て、世界中の映画製作者の思いや、各映画祭の芸術的な個性の両方を、観客が体験できる本企画に参加でき、光栄に感じています。」
YouTube 副社長(Chief Business Officer)ロバート・キンセル・コメント
「世界中の人が家にいながら一緒にイベントを体験できる事は、最もユニークで刺激的なことの 1 つであり、『We Are One: A Global Film Festival』 はまさにそんなイベントです。トライベッカ・エンタープライズや素晴らしいパートナーとともに、ファン(視聴者)へ、10 日間におよぶイベントとして各映画祭が選んだプログラムを体験する機会を提供します。このイベントは、これまでにない試みで、世界中のファンの皆さまへ無料でこのような素敵なコンテンツを提供できることを光栄に思います。」
参加する20の映画祭
アヌシー国際アニメーション映画祭
ベルリン国際映画祭
BFIロンドン映画祭
カンヌ国際映画祭
グアダラハラ国際映画祭
マカオ国際映画祭&アワード(IFFAM)
エルサレム映画祭
ムンバイ映画祭(MAMI)
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭
ロカルノ国際映画祭
マラケシュ国際映画祭
ニューヨーク映画祭
サンセバスチャン国際映画祭
サラエボ映画祭
サンダンス映画祭
シドニー映画祭
東京国際映画祭
トロント国際映画祭
トライベッカ映画祭
ヴェネチア国際映画祭