2020年1月22日から2月2日まで開催されていた2020年のロッテルダム国際映画祭。
今年度は、中国の監督Xinyuan Zheng Lu監督の初長編となる『The Widowed Witch』が今映画祭の最高賞タイガーアワードを受賞しました。
ここ数年、若手監督の登竜門と言えるロッテルダム国際映画祭ではアジア系の監督の活躍が目覚ましく、2018年のロッテルダム国際映画祭でも、中国の監督Cai Chengjie監督の『The Widowed Witch』が、タイガー・アワードに輝いています。
日本勢も近年では二ノ宮隆太郎監督『枝葉のこと』、草野なつか監督の『王国(あるいはその家について)』、そして石原海監督『ガーデンアパート』などが、今映画祭に正式出品されています。
2020年は、日本からは第一回大島渚賞を受賞し今年公開される小田香監督の『セノーテ』や平林勇監督『SHELL and JOINT』などが正式上映されました。
今年度は、主要部門の受賞を中国、韓国監督が受賞し、アジアの若手監督の層の厚さを示しています。シネフィルでは、その中でも気になったアジアの4作品の海外予告、クリップをご紹介します。
タイガーアワード
『The Cloud in Her Room』(她房間里的云)(中、香港)
監督:Xinyuan Zheng Lu(郑陆心源)
審査員特別賞
『Beasts Clawing at Straws』(韓)
監督:Kim Yonghoon
Bright Future コンペティション部門
長編デビュー作品・コンペティション部門
『Moving On』(韓)
監督:Yoon Dan-bi
国際批評家連盟賞
『Only You Alone』(花这样紅)(中)
監督:Zhou Zhou(周洲)
ロッテルダム国際映画祭公式ページ