アンナ・カリーナが12月14日(現地時間)、パリの病院で死去。
死因は癌であることが彼女のエージェントより発表されました。79歳でした。
1940年9月22日にデンマークのコペンハーゲンで生まれた、彼女は時代を駆け抜け、ゴダールの7本の映画に出演。
ジャン=リュック・ゴダールのミューズとしてその数本で、世界を魅了し続けました。
決して出演作品は多くはないけれど、時代を象徴するとともに多くの人々の記憶に残る女優です。
R.I.P. Anna Karina
以下、代表的な出演作品の予告を年代順に挙げております。
『女は女である』(1961年)Blu-ray予告
今作でベルリン国際映画祭 女優賞を受賞。
また、同年ジャン=リュック・ゴダールと結婚する。
『女と男のいる舗道』(1962年)Blu-ray予告
『はなればなれに』(1964年)予告
33歳のゴダールと23歳のアンナ・カリーナが1963年11月に設立した独立プロ、アヌーシュカ・フィルムの製作第一弾作品。
『気狂いピエロ』(1965年)予告
ゴダールの傑作、ヌーヴェルヴァーグを代表する作品の1つであり、アンナ・カリーナの代表作でもある。
『アンナ』(1967年)予告
幻の主演作。ジャン=クロード・ブリアリ、セルジュ・ゲンズブール、マリアンヌ・フェイスフルが出演し、ゲンズブールの音楽に乗せた、楽しくてちょっぴり切ない傑作ミュージカル
今作は、全国で公開中です。
詳細は下記より
http://anna2019japan.com
ジャン=リュック・ゴダール監督と出会ったときのことを語る貴重な海外インタビュー