第2章 近代絵画におけるモデルのかかわり
本章ではモダンアートにおけるモデル(現実)との関係に焦点を当てています。
産業革命以降、写真が登場し、近代社会の中で描かれるモデルの変化を、ルノワールからピカソまで様々な画家によって描かれた作品から探ります。
マリー・ローランサンは1910年頃からキュビズムに触発されながらも淡い灰色やピンクを用いて、次第に抒情的な女性像を描くことになります。
本作は、作家のポール・レオトーの秘書で恋人、次いで建築家のオーギュスト・ペレの恋人となったマリー・ドルモワを描いたもので、彼女らしいパステル調の色彩の調和が美しい作品です。
第3章 アヴァン=ギャルド
本章では「近代性」が前衛思想と組み合わさり、絵画作品にどのような変化がもたらされたのかを「キュビズム」「抽象絵画」「シュルレアリスム」の3つの芸術運動から考察します。
ブラウナーはルーマニア出身の画家で、パリでデ・キリコの作品に出会い、以降パリのシュルレアリスムと交流を深めました。
彼は、独特の図像解釈に基づく特異な世界を展開し、シュルレアリスム的作品を描いた画家です。
本作は花束を持つ横顔の男性の上半身が描かれています。
フランス最大規模のストラスブール美術館より、印象派からキュビズム、抽象絵画、シュルレアリスムまで、多彩な作品がご堪能いただけます。
同時開催として、同時代に活躍したフランス近代絵画の作品を紹介する常設展示室では、
20世紀フランスで活躍したジョルジュ・ルオーの《町外れ》の裏面に描かれた作品《老女》が初公開されています。
関連イベントも多彩に開催されますので、姫路市立美術館ホームページをご覧ください。
世界遺産の姫路城を眺めながら、美術館周辺の樹々に囲まれた公園を散策して頂き、深まりゆく秋の風情を感じてください。
展覧会概要
開催日:2019年11月12日~2020年01月26日
※年末年始の12月31日(火)~1月5日(日)も開館
会場:姫路市立美術館 企画展示室
会場住所:兵庫県姫路市本町68-25 姫路市立美術館館内
入場料:
一般 :1,200(900)円
大学・高校生:600(400)円
中・小学生:200(100)円
※( )内は20名以上の団体・前売料金
※未就学児は無料
※インターネット割引:それぞれの料金から 100 円引き(11月12日より割引券を姫路市立美術館公式ホームページに掲載)
営業時間:午前10時―午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(ただし 1/13 は開館)、1/14(火)
※「ストラスブール美術館展」は、宮城県美術館(展覧会終了)、姫路市立美術館、豊橋市美術博物館、いわき市立美術館、福岡県立美術館で開催されます。
ストラスブール美術館展@姫路cinefil チケットプレゼント
下記の必要事項、をご記入の上、ストラスブール美術館展@姫路 cinefil チケットプレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上5組10名様に、招待券をお送りいたします。
ご本人様のみ有効の、この招待券は、非売品です。
転売業者などに転売なさいませんようよろしくお願い申し上げます。
☆応募先メールアドレス info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2019年12月2日 月曜日 24:00
1、氏名
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
建物名、部屋番号のご明記がない場合、郵便が差し戻されることが多いため、当選無効となります。
4、ご連絡先メールアドレス、電話番号
5、記事を読んでみたい監督、俳優名、アーティスト名
6、読んでみたい執筆者
7、連載で、面白いと思われるもの、通読されているものの、筆者名か連載タイトルを、5つ以上ご記入下さい(複数回答可)
8、連載で、面白くないと思われるものの、筆者名か連載タイトルを、3つ以上ご記入下さい(複数回答可)
9、よくご利用になるWEBマガジン、WEBサイト、アプリを教えて下さい。
10、シネフィルへのご意見、ご感想、などのご要望も、お寄せ下さい。
また、抽選結果は、当選者への発送をもってかえさせて頂きます。