カンヌ国際映画祭のコンペ部門審査員が決定しました。
すでに発表されていた『レヴェナント: 蘇えりし者』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の審査委員長のほか、審査員として4つの大陸から7カ国から、そして4人の女性が選出されました。
『女王陛下のお気に入り』ヨルゴス・ランティモス、『イーダ』『COLD WAR あの歌、2つの心』パヴェウ・パヴリコフスキ、『BPM』ロバン・カンピヨ『幸福なラザロ』アリーチェ・ロルヴァケルなど堂々たる監督陣に加え、アメリカからは女優のエル・ファニング、そして『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』『ウェンディ&ルーシー』のケリー・ライヒャルトなどが審査員として名を連ねています。
すでに発表されている、「ある視点」部門の審査委員長に『存在のない子供たち』などのレバノンの女性監督ナディーン・ラバキーが、ショートフィルム&シネフォンダシヨンの2部門の審査委員長に『ハイ・ライフ』クレール・ドゥニ監督が選ばれており、今回発表された審査員で4人の女性が選ばれており、昨年カンヌでも大きく話題となった女性映画人に対しての差別の撤廃は、大きく前進されました。
以下発表された審査員です。
審査委員長
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
映画監督/メキシコ
審査員
エル・ファニング
女優/アメリカ
Maimouna N'Diaye
女優、映画監督/ブルキナファソ
ケリー・ライヒャルト
映画監督/アメリカ
アリーチェ・ロルヴァケル
映画監督/イタリア
エンキ・ビラル
漫画家&映画監督/フランス
ロバン・カンピヨ
映画監督、ライター&編集者/フランス
ヨルゴス・ランティモス
映画監督、脚本&プロデューサー/ギリシャ
パヴェウ・パヴリコフスキ
映画監督&ライター/ポーランド