徴用工や海上自衛隊の哨戒機への火器管制レーダー照射問題などで、日韓関係の悪化が危ぶまれている現在、異色の経歴を持つ日系アメリカ人監督ミキ・デザキが「慰安婦問題」をめぐる論争を様々な角度から検証・分析したドキュメンタリー映画『主戦場』が、4 月 20 日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかにて緊急公開となります。

昨年、釜山国際映画祭で上映されるや否や賛否両論を巻き起こした本作、そして映画は「慰安婦問題」論争の渦中からさらにその奥へ――日韓のみならず米国、複雑に絡みあう世界の“事情”が浮かび上がるスリリングな作品です。

画像1: (c)NO MAN PRODUCTIONS LLC

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ようこそ、「慰安婦問題」論争の渦中へ

あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、おそらくご存知ないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが 「もう蒸し返して欲しくない」と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。
慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、 日本政府の謝罪と法的責任とは..?

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次々と浮上する疑問を胸にデザキは、櫻井よしこ(ジャーナリス ト)、ケント・ギルバート(カリフォルニア州弁護士/タレント)、杉田水脈(政治家)、渡辺美奈(女たちの戦争と平和資料館)、吉見 義明(歴史学者)、中野晃一(政治学者)、ユン・ミヒャン(韓国挺 身隊問題対策協議会)、パク・ユハ(「帝国の慰安婦」著者)など、 日・米・韓のこの論争の中心人物たちを訪ね回った。

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いまだにくすぶり続ける論争の裏に隠されたあるカラクリとはーー驚くほどスリリングでいま最も挑戦的なドキュメンタリー

さらにデザキは、おびただしい量のニュース映像と記事の検証と分析を織り込み、イデオロギー的にも激しく対立する主張の数々を小気味よく反証させ合いなが ら、精緻かつスタイリッシュに一本のドキュメンタリーに凝縮していく。そうして完成したのが、映画監督ミキ・デザキのこの驚くべきデビュー作、『主戦場』だ。
映画はこれまで信じられてきたいくつかの「物語」にメスを入れ、いまだ燻り続ける論争の裏に隠された“あるカラクリ”を明らかにしていくのだが——それは、本作が必見である理由のごくごく一部に過ぎない。さて、主戦場へようこそ。

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慰安婦問題の真実を追ったミキ・デザキ監督のドキュメンタリー『主戦場』予告

画像: 慰安婦問題の真実を追ったミキ・デザキ監督のドキュメンタリー『主戦場』 youtu.be

慰安婦問題の真実を追ったミキ・デザキ監督のドキュメンタリー『主戦場』

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異色の経歴を持つミキ・デザキとは?

ミキ・デザキ.........ドキュメンタリー映像作家、YouTuber。1983年、アメリカ・フロリダ州生まれの日系アメリカ人2世。ミネソタ大学ツイン・シティーズ校で医大予科生として生理学専攻で学位を 取得後、2007年にJETプログラムのALT(外国人英語等教育補助員)として初来日し、山梨県と沖縄県の中高等学校で5年間、教鞭を執る。同時にYouTuber「Medama Sensei」として、コメディビデオや日本・ アメリカの差別問題をテーマに映像作品を数多く制作、公開。
タイで仏教僧となるための修行の後、2015年に再来日。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科修士課程を2018年に終了。初映画監督作品である本作『主戦場』は、釜山国際映画祭
2018ドキュメンタリー・コンペティション部門 の正式招待を受ける。

監督・脚本・撮影・編集・ナレーション:ミキ・デザキ
プロデューサー:ミキ・デザキ ハタ・モモコ
アソシエイトプロデューサー:カン・ミョンスソク
音楽:オダカ・マサタカ
アニメーション:1K FILMS
製作:ノーマン・プロダクションズ
出演:トニー・マラーノ a.k.a テキサス親父 藤木俊一 山本優美子 杉田水脈 藤岡信勝 ケント・ギルバート 櫻 井よしこ 吉見義明 戸塚悦朗 ユン・ミヒャン イン・ミョンオク パク・ユハ フランク・クィンテロ 渡辺美奈 エリック・マー 林博史 中野晃一 イ・ナヨン フィリス・キム キム・チャンロク 阿部浩己 俵義文 植村隆 中原道子 小林節 松本栄好 加瀬英明 他
2018 年/アメリカ合衆国/DCP/122 分
配給:東風
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4月20日(土)より[東京]シアター・イメージフォーラムにて緊急公開!
以降、[大阪]第七藝術劇場、[愛知]名古屋シネマテークほか全国順次公開!

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