「ソクーロフ特集2019」と題して2月23日より3月15日まで渋谷ユーロスペースにおきましてアレクサンドロ・ソクーロフの特集上映が開催されます。
この特集上映は、前回シネフィルでも詳細をご紹介した通り、アレクサンドル・ソクーロフ監督の初期から現在に至るまでの16作品より構成され、35mmフィルムでの一挙上映となります。
アレクサンドル・ソクーロフ
1951年シベリア生まれ。ロシアを代表する巨匠であるが、ソ連時代の全作品は公開禁止だった。第一回監督作『孤独な声』(1978=1987年)はロカルノ国際映画祭銅豹賞、『モレク神』(1999年)でカンヌ国際映画祭最優秀脚本賞、『エルミタージュ幻想』(2002年)で90分ワンカット撮影に成功し、『ファウスト』(2011年)でヴェツィア国際映画祭金獅子賞受賞。フィクションとノンフィクションの枠を超えて40年以上も第一線で旺盛に作品を発表。映像と音、音楽、役者が一体となり構成される作風は一幅の絵画であり、映画界のみならず、音楽や文学など広い分野にわたり、世界中で高く評価されている。
この度、予告編が完成しました。
“ソクーロフ特集2019 ”予告編
上映作品は、以下の16本となります。
詳細は前回の下記アドレスよりお確かめください。
**http://cinefil.tokyo/_ct/17250247**
◆上映予定作品◆
『孤独な声』
『ヒトラーのためのソナタ』
『痛ましき無関心』
『日陽はしづかに発酵し…』
『ペテルブルグ・エレジー』
『セカンド・サークル』
『ストーン/クリミアの亡霊』
『ロシアン・エレジー』
『静かなる一頁』
『マザー、サン』
『モレク神』
『牡牛座 レーニンの肖像』
『エルミタージュ幻想』
『ファザー、サン』
『チェチェンへ アレクサンドラの旅』
『ファウスト』
企画:パンドラ
企画協力:ユーロスペース/セテラ・インターナショナル