デンマークの生んだ世界的な巨匠映画監督ラース・フォン・トリアー。
『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ドッグヴィル』『メランコリア』そして2作に及ぶ『ニンフォマニアック』と毎回、世界の映画界にセンセーショナルなテーマを投げかけ、賛否両論となるスキャンダラスな監督でもあることはご存じでしょう。
そんな、ラース・フォン・トリアー監督の最新作となる『The House That Jack Built』は、すでに最初の海外予告などをシネフィルでもご紹介しましたが、今回はまたも大胆な連作の出演者のキャラクターポスターを発表しました。
下記に展開するポスターは、コペンハーゲンで開催されるCPH PIX映画祭のために、今までもトリアー監督の作品のビジュアルなどを担当したクリエイター集団フィリップ・アインシュタインとパートナーのマリア・アインシュタインの「The Einstein Couple」と映画製作のZentropa Productions によって制作されたものです
主演のマット・ディロンをはじめ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン・ホーガン--そして監督自らもありえないポーズとなって展開されるポスターです。
物語は、1970年代のアメリカを舞台に、高度な知性を持つ連続殺人鬼ジャックの視点から描いた物語。彼はそれぞれの殺人が彼自身の作品であるとして罪を次々と犯していきます。
しかし、 避けられない警察の捜査が近づくにつれて、彼は究極のアートワークを創造しようとし、ますます大きなリスクを負っていきます--。
映画では、彼の個人的な問題と思考の中を描き、自己愛と精神病-グロテスクと洗練などが混ざり合っていきます。
キャストはマット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン・ホーガンなど。
以下、発表されたキャラクターポスターとなります。
ラース・フォン・トリアー監督自身も、こんなポスターとなっています。
『The House That Jack Built 』公式海外予告