こどもでなくても泣けてくる・・・美しい映像で切り取られる、愛の不在―
『ラブレス』本編映像が公開!
本年度アカデミー賞®<外国語映画賞>ノミネート、第 70 回カンヌ国際映画祭<審査員賞>受賞、はじめての長編『父、帰る』(03)でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞し、センセーショナルなデビューを果たしたアンドレイ・ズビャギンツェフ監督の最新作にて最高傑作との呼び声が高い『ラブレス』が 4 月 7 日(土)より新宿バルト9ほか全国公開となります。
失踪した「愛せない息子」―。
その行方を追う身勝手な両親が見つけるのは、本当の愛か、空虚な幸せか。
現代ロシアの都心部で暮らす離婚協議中のボリスとジェーニャの夫婦。
彼らには、それぞれすでに別のパートナーがおり、早く新しい生活を始めたいと苛立ちを募らせていた。12 歳になる息子のアレクセイをどちらが引き取るかについての口論を耳をふさぎながら聞いていたアレクセ イはある朝、学校に出かけたまま行方不明になってしまう。
彼らは自分たちの未来のために息子を探すが・・・・・・。
カンヌを始め数々の賞を受賞し、本年度アカデミー賞®外国語映画賞にノミネート。
ロシアの鬼才、アンドレイ・ズビャギンツェフ監督が放つ緊張感が緩むことなく進んでいく不穏なサスペンス。
自分を愛してくれる人との幸福を渇望し、自分が愛せなかった息子の行方を追う身勝手な両親があまりにも大切な存在を失って初めて見つけたものは、何だったのか。
他人にばかり求め自身で幸せを見いだすことを忘れている現代人へ贈る、自分を愛しすぎる私たちが今観るべき衝撃作。
本編映像の一部が公開
目の前に座っている息子のアレクセイに、スマホに夢中で目もくれない母親からは家庭内の冷たく無関心な空気感が画面から漂ってくる。ロシアの広大で荒涼とした森の中で失踪したアレクセイの捜索に献身的に協力するボランティア隊の姿も映し出されるが、飲み込まれるような 圧倒的な映像が、サスペンスフルな展開を予想させる映像となっている。
"今"観るべき衝撃作!
鬼才 アンドレイ・ズビャギンツェフ監督『ラブレス』本編映像
[STORY]
離婚協議中のボリスとジェーニャの夫婦は、それぞれすでに別のパートナーがいて、早く 新しい生活に入りたいと苛立ちを募らせていた。12 歳になる息子のアレクセイをどちらが引き取るか について言い争うふたり。耳をふさぎながら両親の口論を聞いていたアレクセイはある朝、学校に出 かけたまま行方不明になってしまう。夫婦は自分たちの未来のために息子を探すが・・・・・・。
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
共同脚本:オレグ・ネギン
出演:マルヤーナ・スピヴァク、アレクセイ・ロズィン
2017/ロシア、フランス、ドイツ、ベルギー映画/ロシア語/シネスコ/127 分/字幕翻訳:佐藤恵子/原題:Nelyubov/英題:Loveless R15+
提供:クロックワークス、ニューセレクト、STAR CHANNEL
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム、STAR CHANNEL MOVIES
©2017 NON-STOP PRODUCTIONS – WHY NOT PRODUCTIONS