2018年のオーストラリアのアカデミー賞が決定しました。
作品賞と脚本賞はマーティン・マクドナー監督の『スリー・ビルボード』、監督賞は『ダンケルク』クリストファー・ノーラン。
また、演技賞は実在の人物を演じきった両作品。
主演男優賞はゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』そして主演女優賞はマーゴット・ロビーが『アイ、トーニャ』が受賞しています。
ともかく、混戦模様の賞レースで連日日替わりのようにアメリカ各地で賞が発表されていますが、ここは外してオーストラリアでの賞。ここでは、『スリー・ビルボード』と『アイ、トーニャ』が強かったですね〜、お国柄、心持ち英国勢が優勢なのかと--
ちなみにマーゴット・ロビーはオーストラリア出身だったりもします。でも、並びはほぼアメリカの賞と同じですね。
アメリカの賞レースでは、前半は『レディバード』や『ゲット・アウト』そして『君の名前で僕を呼んで』あたりが続々受賞でしたが、ここらあたりで『シェイプ・オブ・ウォーター』や『スリー・ビルボード』も本領発揮で強くなってきています。また、ここではランクインしていなかった巨匠スピルバーグ監督の『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』も気になるところですね。
最優秀作品賞 AACTA国際賞
「スリー・ビルボード」 - WINNER
その他ノミネート
『君の名前で僕を呼んで』
『ダンケルク』
『レディ・バード』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
最優秀監督賞 AACTA国際賞
「ダンケルク」 -クリストファー・ノーラン- WINNER
その他ノミネート
『君の名前で僕を呼んで』-ルカ・グァダニーノ
『アイ、トーニャ』 -クレイグ・ギレスピー
「レディ・バード」 -グレタ・ガーウィグ
『シェイプ・オブ・ウォーター』 -ギレルモ・デル・トロ
最優秀脚本賞 AACTA国際賞
「スリー・ビルボード」 -マーティン・マクドナー- WINNER
その他ノミネート
『君の名前で僕を呼んで』 -ジェームズ・アイヴォリー
『ダンケルク』 -クリストファー・ノーラン
『ゲット・アウト』 -ジョーダン・ピール
『レディバード』 -グレタ・ガーウィグ
最優秀主演女優賞
マーゴット・ロビー-『アイ、トーニャ』 - WINNER
その他ノミネート
ジュディ・デンチ- 『Victoria & Abdul』
サリー・ホーキンス- 『シェイプ・オブ・ウォーター』
フランシス・マクドーマンド- 『スリー・ビルボード』
シアーシャ・ローナン- 『レディ・バード』
AACTA国際最優秀主演男優賞
ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』- WINNER
その他ノミネート
ティモシー・シャラメ- 『君の名前で僕を呼んで』
ダニエル・デイ=ルイス- 『ファントム・スレッド』
ヒュー・ジャックマン- 『LOGAN/ローガン』
ダニエル・カルーヤ- 『ゲット・アウト』
最優秀助演女優賞
アリソン・ジャネイ- 『アイ、トーニャ』 - WINNER
その他ノミネート
メアリー・J. ブライジ-『マッドバウンド 哀しき友情』
アビー・コーニッシュ- 『スリー・ビルボード』
ニコール・キッドマン- 『The Killing Of A Sacred Deer』
ローリー・メトカーフ- 『レディ・バード』
最優秀助演男優賞
サム・ロックウェル- 『スリー・ビルボード』」WINNER -
その他ノミネート
ウィレム・デフォー『The Florida Project』
アーミー・ハマー- 『君の名前で僕を呼んで』
トム・ハーディ- 『ダンケルク』
ベン・メンデルソーン- 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』