キルギスが世界に誇る名匠アクタン・アリム・ クバト監督の最新作『馬を放つ』が2018年3月17日(土)より、岩波ホールほか全国順次公開されます。

この度、劇場公開に先がけて『馬を放つ』が、 11月18日(土)~26日(日)に開催の第18回東京フィルメックス・コンペ ティション部門でジャパンプレミアとなる上映が行われ、上映に併せて、アクタン・アリム・クバト監督、プロデューサーのチェドミー ル・コラール氏の来日が決定いたしました。

画像: アクタン・アリム・クバト監督『馬を放つ』-「東京フィルメックス」でジャパンプレミア!岩波ホール創立50周年記念作品第2弾で公開も決定!

中央アジアの美しい国キルギス。
自然を愛し、馬と共に生きてきた騎馬遊牧民を先祖に持つ人々は“馬は人間の翼である”という 古くからの言葉を大切にしてきたはずだった。
しかし、人々の暮らしが変化し、かつてキルギスの民を結び付けてきた伝説が忘れられようとしているとき、寡黙な男ケンタウロスは夜な夜な馬を解き放つ―。

監督最新作『馬を放つ』は、あまりにも純粋なひとりの男の姿を通し、人々を繋いできた文化的アイデンティティーが失われつつある現代社会に向けて、静かな問いを投げかける。

ベルリン国際映画祭パノラマ部門国際アートシネマ連盟賞受賞
ベルギーMOOOV映画祭最優秀作品賞受賞

本作で、アクタン・アリム・クバト監督はメガホンを取る一方、熱い信念を秘めた主人公ケンタウロスを熱演。

また、6年ぶりとなる新作では、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『ノー・マンズ・ランド』(ダニス・タノヴィッチ監督)などを手掛けてきたチェドミー ル・コラールらがプロデューサーを務め、すでにベルリン国際映画祭パノラマ部門国際アートシネマ連盟賞受賞、ベルギーMOOOV映画祭 最優秀作品賞受賞ほか各国の映画祭で高い評価を受けています。

東京フィルメックスでの『馬を放つ』上映は11月22日(水)に行われ、上映後には、アクタン・アリム・クバト監督によるQ&Aも予定されております。
そして、コンペティション部門の審査員長を務める原一男監督のもと、アジアの新進作家の作品全9作品の中から最優秀作品賞と審査員特別賞が選ばれます。

【第18回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX 2017 開催概要】

開催日程:11月18日(土)~26日(日)
開催場所:有楽町マリオン 有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇
詳細はHPをご確認ください⇒ www.filmex.net/
『馬を放つ』上映日程:11月22日(水) 18:50~
上映後にアクタン・アリム・クバト監督によるQ&Aも実施予定

【物語】

キルギスのある村。村人たちから"ケンタウロス"と呼ばれている物静かで穏やかな男は、妻と息子の3人でつつましく暮らしていた。
しかし、そんな彼には秘密があった。キルギスに古くから伝わる伝説を信じ、夜な夜な馬を盗んでは野に放っていたのだった。
ある日、馬を盗まれた権力者は馬泥棒を捕まえるため罠を仕掛けるが・・・。


監督・脚本:アクタン・アリム・クバト 
出演:ヌラリー・トゥルサンコジョフ、ザレマ・アサナリヴァ、アクタン・アリム・クバト
2017年/ キルギス=フランス=ドイツ=オランダ=日本/89分 
配給:ビターズ・エンド

2018年3月17日(土)より、岩波ホールほか全国順次公開!

This article is a sponsored article by
''.