フランソワ・オゾン監督最新作『FRANTZ』(原題)が、この度『婚約者の友人』として10月21日(土)よりシネスイッチ銀座 ほか全国順次公開されます。

フランスの若き名匠フランソワ・オゾン監督の新たな傑作が誕生!

「偉大な作品」「我々を完全に魅了した!」と各メディアから最高峰の賛辞を贈られ、フランス国内で大ヒットを記録。
映画作家としての円熟期を迎えつつあるオゾン監督のフィルモグラフィーのなかでも最高傑作との呼び声が高い最新作『婚約者の友人』がついに日本公開となる。

画像: © 2015 MANDARIN PRODUCTION–X FILME–MARS FILMS–FRANCE 2 CINEMA-FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU

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愛する人の墓の前で泣いていた男
彼の正体が明かされた時、新たな謎の扉が開く──

1919年、戦争の傷跡に苦しむドイツ。婚約者のフランツをフランスとの戦いで亡くしたアンナも、悲しみの日々を送っていた。
ある日、アンナがフランツの墓参りに行くと、見知らぬ男が花を手向けて泣いている。戦前にパリでフランツと知り合ったと語る彼の名はアドリアン。アンナとフランツの両親は彼とフランツの友情に感動し、心を癒される。
だが、アンナがアドリアンに“婚約者の友人”以上の想いを抱いた時、アドリアンが自らの“正体”を告白する。しかしそれは、次々と現れる謎の幕開けに過ぎなかった──。

モノクロ×カラーの映像美が謎を仕掛ける華麗なるミステリー

アドリアン役には、日本でも大ヒットした『イヴ・サンローラン』でセザール賞を受賞、フランスの若手俳優の中でも突出した存在のピエール・ニネ。
アンナ役には、オーディションでオゾンに選ばれたドイツ人のパウラ・ベーア。本作でヴェネツィア国際映画祭における新人俳優賞であるマルチェロ・マストロヤンニ賞に輝き、セザール賞にノミネートされた。

本作はかつてエルンスト・ルビッチが『私の殺した男』として映画化したモーリス・ロスタンの戯曲を大胆に翻案したオリジナルの物語。
オゾン監督は本作で初めてモノクロに挑戦。20世紀初頭のムードをモノクロで表しつつ、時折織り交ぜられるカラーの場面が映画の美しさを高め、謎を深めていく。

フランツの友人というアドリアンの正体とは?
アドリアンとフランツとはどのような関係だったのか?――ひとつの嘘を見破るたびに人生の真実へと近づいていく、頭脳と心を揺さぶる極上のミステリーがここに誕生した。

監督/脚本:フランソワ・オゾン 『彼は秘密の女ともだち』『スイミング・プール』『8人の女たち』
出演:ピエール・ニネ『イヴ・サンローラン』、パウラ・ベーア『ルートヴィヒ』
原案:『私の殺した男』エルンスト・ルビッチ
2016年/フランス・ドイツ/仏語・独語/113分/シネマスコープ/モノクロ・カラー/5.1ch/原題: FRANTZ/日本語字幕:丸山垂穂
提供:KADOKAWA、ロングライド  
配給:ロングライド  
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
© Mandarin Production – FOZ – X FILME Creative Pool GmbH – Mars Films – France 2 Cinéma – Films Distribution

10月21日(土)シネスイッチ銀座 ほか全国順次公開!

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