昨年、東京の美術館でも、3時間待ちと、一世を風靡した若冲の人気が依然、続いています。時代を超えて、今なお、人々の心を魅了し続ける伊藤若冲。
伝統を重んじ、花鳥風月、四季折々の美しさを描きながらも、そこには常に新しさを追い求める、斬新さがあります。
光琳を受け継ぐ色彩豊かな花々や、鳥、動物。
伝統の中に新しさがある、水墨画。
若冲の描く世界は、まさに日本の「粋(いき)」が感じられます。
若冲生誕の地、京都でも、昨年から生誕300年を記念する展覧会が開かれ、細見美術館、京都市美術館においても人気を博しました。
そして、昨年度からの前期に引き続き、若冲ゆかりの伝統ある禅宗文化の拠点である相国寺(しょうこくじ)の承天閣(じょうてんかく)美術館において今、「伊藤若冲展(後期)」が、5月21日まで開催中です。
鶏の絵を生涯、描き続けたことでも有名な若冲でしたが、平成29年は酉年にちなみ、初公開の「鸚鵡牡丹図」、「岩上鷹図」など鳥の絵が公開されています。
若冲は、世俗を離れ、禅寺に深く帰依する宗教人であり、相国寺の住持である大典和尚(だいてんおしょう)と深い交友関係にあったので、「動植綵絵」30幅(のち宮内庁に献上)、「釈迦三尊図」3幅を相国寺に寄進しました。
今回の展覧会は、重要文化財である鹿苑寺大書院の障壁画50面をはじめ、貴重な名品の数々が公開される、またとない機会です。是非、この機会に相国寺承天閣美術館で、近世京都画壇の奇才、若冲の世界をご堪能ください。
展覧会概要
会期:平成28年12月15日(木)~平成29年5月21日(日)【会期中無休】
(但 平成28年12月27日~平成29年1月5日まで休館)
※上記開催期間外は入館頂けませんのでご了承ください。
会場:相国寺承天閣美術館
〒602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:
一般 800円
65歳以上・大学生 600円
中高生 300円
小学生 200円
※一般の方に限り、20名様以上は100円
団体割引させていただきます。
主催:相国寺承天閣美術館
協力:MBS
協賛:一般財団法人 萬年会
生誕300年記念 伊藤若冲展〔後期〕@相国寺承天閣美術館
cinefilチケットプレゼント
下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、《生誕300年記念 伊藤若冲展〔後期〕》チケットプレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上3組6名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効の、この招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。
☆応募先メールアドレス info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2017年4月30日 24:00 日曜日
記載内容
1、氏名
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
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当選無効となります。
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