上海時事によると、上海市で開かれていた「第19回上海国際映画祭」で19日、最優秀賞となる「金爵賞」の女優賞に阪本順治監督の『団地』に出演した藤山直美さん(57)を選ばれたと報道した。同映画祭で、日本人俳優が主演女優賞に輝いたのは初めてのこととなる。
受賞を受け藤山さんはコメントを出し「久しぶりの映画で、阪本監督の演出に従った結果、賞をいただいたわけですから、監督の手腕によるところが大きいと思っています。共演者の皆さまにも心から感謝申し上げます」と謝意を表明した。
阪本監督もコメントを出し「本作は映画人生の中で最も実験した作品です。藤山さんがいたからトライできた作品で、藤山さんに感謝します」と喜びを分かち合った。
第19回 上海国際映画祭 受賞発表 動画
ドキュメンタリー部門では審査員だった原一男監督などもプレゼンターで登場!(3分過ぎ)
藤山直美受賞は(39分過ぎ)そして坂本監督登壇!
それにしても、国際的な感じで華やか---各パートで英語でナレーション入れているし、今の中国の映画界の勢いが伝わります。