2016年のサンダンス映画祭で、ネイト・パーカーが監督・主演した『The Birth of a Nation』がグランプリと観客賞の二冠を達成し、この映画祭を席巻したことは記憶に新しい。
そして、その配給権を巡ってはワインスタイン・カンパニーやソニー、そして、NETFLIX各社が争奪戦となり、最終的に話し合いのもとサンダンス史上最高額となる1750万ドルでフォックス・サーチライトが獲得した話題作『The Birth of a Nation』の海外予告が解禁された!
監督・主演・プロデューサーは『フライト・ゲーム』や『セインツ -約束の果て-』などに出演していたネイト・パーカー。
完成までに7年という時間を要した労作。
D・W・グリフィス監督による1915年公開の歴史的な無声映画の『國民の創生』と同じタイトルでありながらも、そこで描かれた白人主義に対抗するような内容。
1831年にバージニアで実際に起きた黒人神父主導による黒人解放蜂起「ナット・ターナーの反乱」が描かれている。
そんな映画を、2013年『それでも夜は明ける』、2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞を受賞したフォックス・サーチライトが配給権を取ったということで来年のアカデミー賞は『The Birth of a Nation』はどのような扱いになるのか今から興味が湧くところです。
全米劇場公開日が2016年10月7日に決定。